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通奏低音

通奏低音については、指番号の作成に使用するのと同じツールを使って書き込むこともできます(指番号をご参照ください)。

ただ、Finaleのコード・サフィックスを使用すると、ひとつのサフィックスの上に数字を縦に並べて書き足すことができるので、こちらの方がお薦めです。コードネームをご参照ください。各コードネームを定義する際、〔コード定義〕ダイアログボックスの〔表示〕欄で〔ルート〕のチェックボックスを選択解除すればコードネームにルートは表示されません。つまりルート(例えばC)のないサフィックス(maj7)を作成します。あるいは、転回形の数字だけをコード・サフィックスを使用して入力し、ローマ数字の部分を〔歌詞〕ツールを使用して入力することもできます。これにより、ローマ数字と転回番号の位置調整を自由におこなうことが可能です。歌詞をご参照ください。まずは、LibraryフォルダのChord SuffixesフォルダにあるFigured Bassライブラリを開いてみてください。

また、〔図形作成〕ウィンドウを使用すると任意のテキストを自由に組み合わせて1つの記号にすることができるので、これを利用して図形発想記号として通奏低音を表記することも考えられます。

フォント作成アプリケーションなどをお使いであれば、自分で通奏低音を表すキャラクタを含んだフォントを作成してしまうことも可能です。市販のものについては、Finaleで使用できる記譜用フォントもあわせてご覧ください。

 

 

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