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GarritanインストゥルメントをAria Player for Finaleに読み込むには

セットアップ・ウィザードで楽器セットから〔Garritan Personal Orchestra Finale Edition〕を選択した場合は、新規ファイルが開くときに自動的にGarritanインストゥルメントがAria Playerに読み込まれます。これに対して、既存の楽譜に五線ツールで五線を追加した場合(〔五線〕メニューから〔五線追加〕または〔五線追加(セットアップ・ウィザード使用)〕を選択した場合)、追加した五線に関しては、Garritanインストゥルメントは自動的にはAria Playerに読み込まれません。Garritanインストゥルメントを使用する五線を追加したあと、以下の手順でGarritanインストゥルメントを読み込む必要があります(Finale 2011のセットアップ・ウィザードでGarritanインストゥルメントを選択せずにファイルを新規作成した場合も、Garritanインストゥルメントを使用するには以下の手順が必要になります)。

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔楽器リスト〕を選択します。〔楽器リスト〕ウィンドウが表示されます。五線に新しい楽器(他のパートで使われていない楽器)を割り当てたい場合は、最初に〔楽器リスト〕ウィンドウで個別のチャンネルを設定する必要があります。同じ楽譜ですでに使われている楽器サウンドを使用する場合でも、五線ごとに異なるチャンネルを設定するようにしてください(複数の五線が同じチャンネルを共有していると、同じ音高の区別ができなくなります。オン/オフのメッセージは同じ音高のすべてのノートに適用されるため、プレイバック時に混乱が生じる可能性があります)。
  2. 目的の五線名の行にある〔楽器〕ポップアップメニューをクリックします。リストの一番上にある〔新規に楽器登録〕を選択します。〔楽器定義〕ダイアログボックスが表示されます。
  3. 〔楽器名〕テキストボックスに楽器名を入力します。この五線で使用したいGarritanインストゥルメントの名前を入力してください。
  4. 〔チャンネル〕ボックスに、他の五線と重複しないチャンネル番号を入力します。楽器リストを参照してチャンネル番号を決定してください。新しい五線をすべて手動で設定する場合は、上から順に1〜16のようにチャンネル番号を設定します。
  5. 〔OK〕をクリックします。〔楽器定義〕ダイアログボックスが閉じます。ほかに楽器を新規登録する五線があれば、手順2〜5を繰り返します。〔楽器リスト〕ウィンドウは開いたままにしてください。
  6. 〔MIDI/Audio〕メニューから〔楽器のセットアップ〕AudioUnitsインストゥルメントのセットアップ〕を選択します。AudioUnitsのセットアップ〕ダイアログボックスが表示されます。
  7. ポップアップメニューに〔Garritan: Instruments for Finale 2011〕が表示されていなければ、設定したいチャンネルが含まれているチャンネルグループのドロップダウンリストポップアップメニューから〔Garritan: Instruments for Finale 2011〕を選択します。次に、その右の〔編集〕をクリックします。Aria Playerの画面が表示されます。選択したチャンネルグループに楽器が定義されていれば、画面に楽器名が表示されています。
  8. 〔Libraries〕タブの〔Instruments〕ドロップダウンリストポップアップメニューから楽器を選択します。選択した楽器が画面の中央に表示されます。

一番上のスロット(チャンネル01)をクリックして、楽器を選択します。スロットに楽器名が表示されます。Finaleの〔AudioUnitsのセットアップ〕ダイアログボックスでチャンネルグループ1〜16を選択した場合、Aria Playerの16個のスロットはFinaleのChannel 1〜16に対応します(楽器リストで確認できます)。Finaleの〔AudioUnitsのセットアップ〕ダイアログボックスでチャンネルグループ17〜32を選択した場合、Aria Playerの16個のスロットはFinaleのChannel 17〜32に対応します(同様に楽器リストで確認できます)。

  1. 楽器の読み込みが完了したら、Aria Playerの画面を閉じます。楽譜をプレイバックして音を確認してください。

注:楽器によって、使用するRAM(メモリ)の量が異なります。例えば、GPOのFlute Pla1が1.17MBしか消費しないのに対して、Steinway Pianoは10.55MBを使用します。演奏にむらがあったり、一部の楽器が発音していないときは、コンピュータのリソースが不足している可能性があります。「Solo」と表示された楽器の代わりに「Plr#」楽器を使うとRAMを節約できます。

 

注:Aria Playerでプレイバックするように設定したファイルを保存すると、GPOサウンドの保存先フォルダの絶対パスも一緒に保存されます。別のコンピュータで同じファイルを開くと(指定された絶対パスとは別の場所にサウンドが保存されているか、保存先のフォルダ名またはドライブ名が異なる場合)、フォルダを検索するダイアログボックスが表示されます。別のユーザーとファイルを共有する場合、フォルダを検索するダイアログボックスを表示させないようにするには、あらかじめハードディスクの名称を"Macintosh HD"などデフォルトの状態にしておくと良いでしょう。

 

 

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