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五線の一部にマスクをかけるには

  1. 〔発想記号〕ツールimage\Expression_Tool.gifをクリックし、マスクをかけたい音符もしくは小節をダブルクリックします。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスが表示されます。
  2. 〔図形〕をクリックします。〔作成〕〔選択〕〔作成〕の順にクリックします。〔図形作成〕ウィンドウが表示されます。ここで、標準的な五線と同じ高さの幅5cm程のマスク図形を作成します。

以下の説明はポイント(1/72インチ)を単位として説明しています。違う単位を使用している場合は、あらかじめ〔図形作成〕メニューから〔定規とグリッド〕を選択し〔ポイント〕を選んでください。

  1. 〔四角形〕ツール を選択します。描画エリア内の白い小さな円表示が基点となります。
  2. 基点をクリックし、そのままマウスを離さずに、〔横〕の値が144、〔縦〕の値が28になるまで右上方向にドラッグします。四角形が作成されます。
  3. 〔選択〕ツール をクリックし、四角形を選択します。〔図形作成〕メニューの〔塗りつぶし〕から〔白〕を選択します。四角形の内部が白く塗られ、縁は黒のまま残されます。
  4. 〔図形作成〕メニューの〔線幅〕から〔表示しない〕を選びます。黒の縁取りが消えます。
  5. commandキーを押しながら〔OK〕ボタンをクリックします(またはruternキーを5回押します)。白く塗られた四角形が楽譜上へ表示されます。

技術情報:五線上のすべての要素を隠したい場合は、発想記号を隠したい範囲より後ろの音符に配置してください。下の例で、その違いを確認してください。

左側の図では、発想記号は矢印で示されている、初めの8分音符に割り付けられています。その結果、マスクは五線にのみ掛かっています。右図のように、記号を後の音符に割り付けると、マスクはすべてを覆い隠すようになります。

ただし、この図形を発想記号として作成した場合は、つねに五線だけが隠れます。音符などのその他の項目はそのまま表示されます。

 

 

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