パーカッションパートの入力とプレイバックに使用する外部MIDIデバイスを設定するには
外部MIDIデバイスのパーカッション音源（MIDIキーボードのパーカッションパッチなど）を使って、パーカッションパートの入力とプレイバックができます。そのためには、外部MIDIデバイスで割り当てられているMIDIノートと楽器タイプの対応付けに従って、パーカッション MIDIマップを設定する必要があります。パーカッションMIDIマップの準備ができたら、あとはパーカッションMIDIマップを選択するだけで、外部MIDIデバイスで入力とプレイバックができます。
- 〔MIDI/Audio〕メニューから〔デバイスのセットアップ〕>〔パーカッションMIDIマップの編集〕を選択します。〔パーカッションMIDIマップの編集〕ダイアログボックスが表示されます。
- 〔新規〕をクリックしてファイル名（デバイス名など）を入力し、〔保存〕をクリックします。
- 〔マップ〕
ポップアップメニューをクリックして、手順2.で付けた名前を選択し、〔General MIDI〕を選択します。または、上書きするパーカッションMIDIマップ名を選択します。
- 〔マップ名〕テキストボックスに、使用するパーカッション音源を表す名前を入力します。
- 〔楽器タイプ〕リストの〔Bass Drum〕の右にある番号をダブルクリックします。テキストボックスが現れ、番号がハイライト表示された状態になります。（次の手順7で、外部MIDIデバイスでバスドラム音と対応付けられているMIDIノートナンバーをFinaleに知らせます。）
- 外部MIDIデバイスのバスドラムのキーを弾きます。MIDIノートナンバーが変わったことを確認してください。
- 楽器タイプのリストに目的の楽器がない場合は、〔楽器タイプを追加〕
ポップアップメニューをクリックして楽器タイプを選択し、〔楽器タイプを追加〕をクリックします。選択した楽器タイプがリストに追加されます。次に、追加した楽器タイプの番号をダブルクリックしてハイライト表示し、外部MIDIデバイスで目的の音色のキーを弾きます。
- 他に追加したいパーカッション楽器があれば、手順6〜8を繰り返します。完了したら〔OK〕をクリックします。次に、設定したパーカッションMIDIマップをMIDI入力デバイスに割り当てます。
- 〔MIDI/Audio〕メニューの〔デバイスのセットアップ〕から〔パーカッション入力マップ〕を選択します。〔パーカッション入力マップ〕ダイアログボックスが表示されます。
- MIDI入力に使用するFinaleチャンネルバンクの
ポップアップメニューをクリックして、上記の手順で設定したパーカッションMIDIマップを選択します。MIDI入力用に設定されているFinaleチャンネルバンクは、〔MIDIセットアップ〕ダイアログボックスのMIDI入力のリストに表示されています。
- 〔OK〕をクリックして楽譜上に戻ります。以上で、外部MIDIデバイスで入力するための設定は終了です。あとは、Finaleの様々な入力方法を使ってパーカッションパートの音符を入力できます。パーカッションパートの音符の入力をご参照ください。
- 上記で設定したパーカッション音源でプレイバックするには、〔楽器リスト〕ウィンドウを開き、パーカッションパートの五線の〔パーカッションMIDIマップ〕リストから、上記で設定したパーカッションMIDIマップを選択します。
