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アルペジオ記号にプレイバック機能を持たせるには

Human Playback機能は、プレイバック時にアルペジオ記号を解釈して演奏します。Human Playbackをご参照ください。ここで解説しているようなアルペジオ記号のMIDIプレイバック定義を手動で変更し、その効果を聞いて確認するには、あらかじめプレイバック・コントローラーでHuman Playbackを〔使用しない〕に設定しておく必要があります。

 

  1. 〔アーティキュレーション〕ツールimage\Articulation_Tool.gifをクリックします。楽譜上にまだアルペジオ記号を配置していない場合にはアルペジオ記号を割り付けたい音符をクリックしてください。〔アーティキュレーション選択〕ダイアログボックスの選択リスト上でアルペジオ記号をクリックしてから〔編集〕をクリックし、手順4の説明へ進んでください。
  2. アルペジオ記号が付けられた和音をクリックします。記号の上下に四角いハンドルが表示されます。
  3. ハンドルをダブルクリックします。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスが表示されます。
  4. 〔プレイバック効果〕ポップアップメニューから〔アタック変更〕を選択します。〔最高音の値〕に「0」、〔最低音の値〕に「-256」をそれぞれ入力します。〔最高音の値〕と〔最低音の値〕に入力された数値によってアルペジオ効果が決定されます。計測単位はEDUで、4分音符1つが1024EDUに相当します。〔最低音の値〕にマイナスの値を入力すると、Finaleはその和音の最低音を拍位置の直前にプレイバックします。最高音と最低音に挟まれた内声部は均等な間隔をもって鳴らされるので、本物らしいアルペジオ効果が実現されます。(〔パーセントで指定〕を選択すればそれらの値をパーセント指定することが可能になります。100%でその拍位置ぴったりに演奏されます)。

上から下に和音を鳴らしたい場合には〔最高音の値〕にマイナスの値を、〔最低音の値〕には「0」を入力してください(〔最低音の値〕に「0」を〔最高音の値〕にプラスの数値を入力すると、和音上部の音が拍の位置より遅れて発音されます。つまりアルペジオの最初の音が拍と同時に始まるようになります。)

  1. 〔OK〕ボタンを2回クリックしてダイアログボックスを閉じます。

 

 

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