現在地:操作マニュアル > > 分割ポイント > 手の幅による分割ポイントを設定するには(シーケンス採譜モードのみ)

手の幅による分割ポイントを設定するには(シーケンス採譜モードのみ)

採譜しようとする曲の分割ポイントを固定できない場合、つまり、右手と左手で演奏されるそれぞれの範囲が明確にわかれていないような場合には、〔手の幅〕分割ポイント機能を使用してください。Finaleは両手による演奏を、鍵盤上を上下に移動する手の動きを認識することによって正しい五線(通常はト音記号とヘ音記号)へ分割します。双方のフレーズに充分な音程上の間隔がある限り、Finaleは分割ポイントを1音ずつ自動的に調節することができます。

  1. 〔シーケンス採譜〕メニューの〔分割ポイント〕から〔手の幅〕を選択します。ダイアログボックスが表示されます。
  2. 〔実際に弾く〕ボタンをクリックして、キーボードで片手の幅を弾きます。実際に手を最大に広げて弾く必要はありません。その代わり、演奏内容に出てくると予想される、片手で弾いた最大の間隔を弾きます。手の幅として指定する2音を同時に弾いてください。〔片手の最大幅〕テキストボックス内の数値は、弾かれた間隔を反映した値に自動的に変わります。(〔実際に弾く〕をクリックする代わりに、〔片手の最大幅〕ダイアログボックスに数値を直接入力することもできます。)
  3. 〔OK〕をクリックします。採譜結果には、まだいくつかのエラーがある場合もあります。例えば、両手が同じ位置にある、あるいはFinaleが認識するには近すぎる位置にある場合などです。そのような場合は、分割ポイントのエラーを修正するにはを参照して修正を加えてください。

 

 

HOME