Audio MIDIセットアップで新しいデバイスを構成するには

OS Xでは、システムのAudio MIDIセットアップ・オプションを使用することにより、外部MIDI機器をパッチや楽器名とともに調整することができ、それらはご使用の外部MIDI機器の設定と一致します。この設定をおこなうと、〔楽器定義〕ダイアログボックスから簡単にMIDI機器を選択することができ、適切な楽器が〔パッチ〕ポップアップメニューに表示されるようになります。このパッチのリストは、MIDNAMファイル内に記述されており、そのファイルは外部MIDI機器に同梱されているか、ウェブ上から入手することができます。（例えば、www.digicake.com/midnameからは、数種類のMIDI機器のmidnameファイルがダウンロード可能です）

1. すべてのアプリケーションを終了します。
2. ご使用のマシンのMacintosh HD/ライブラリ/Audio/ MIDI Devicesフォルダ内に新規フォルダを作成します。
3. 作成したフォルダ名を、MIDI機器の製造元に変更します。例えばヤマハ製の機材を使用されている場合は、「Yamaha」とします。
4. 作成したフォルダに、「.middev」ファイルと「.midnam」ファイルを配置します。
5. Audio MIDI 設定（HDD > アプリケーション > ユーティリティ）を起動し、〔MIDI装置〕タブをクリックします。
6. 過去に作成もしくは接続していた外部機器がMIDIセットアップウィンドウに残っている場合は、クリックで選択して〔装置を取り除く〕をクリックします。
7. 〔装置を追加〕をクリックします。
8. 新しい外部機器のインとアウトのポートをMIDIインターフェースと接続します。
9. 追加した機器のアイコンをダブルクリックして〔外部装置のプロパティ〕ウィンドウを表示します。
10. 「.middev」および「.midnam」の各ファイルが正しく配置されていると、〔製造元〕と〔機種〕の欄でそれらが選択できるようになります。
11. Audio MIDI 設定を終了します。
12. Finaleを起動し、〔MIDI/Audio〕メニューから〔MIDIセットアップ〕を選択して、先ほど追加した外部機器を選択します。
13. なにかファイルを開いて、〔ウィンドウ〕メニューから〔楽器リスト〕を選択します。
14. 〔楽器〕欄で、新しい楽器を選択します。

〔楽器定義〕ウィンドウの下部のポップアップメニューで、そのMIDI機器用のパッチの詳細を確認いただけます。

HOME