プログラム・オプション-保存
【このダイアログボックスを表示するには】
〔編集〕メニューから〔プログラム・オプション〕を選び、〔保存〕を選択します。
【機能について】
ここでは、Finaleにファイルを定期的に保存させたり、ファイルを保存する際にバックアップを作成させたり、Finaleの終了時に環境設定を保存させるかどうかを選択します。
- バックアップファイルを_分ごとに作成 作業中のファイルをハード・ディスクに保存する(〔ファイル〕メニューから〔保存〕を選択する)のを忘れてしまいがちな場合は、Finaleの自動保存機能が効果的です。この機能が有効になっていると、Finaleは複製されたファイル(現在作業中のファイルとは別のファイル)を一定の間隔で更新します。複製されたファイルは、〔ファイル別オプション〕ダイアログボックスの〔フォルダ〕ページで指定されたフォルダに保存されます。自動保存ファイルを作成する場合は、どのくらいの頻度で作業中のファイルの複製ファイルを更新するかをテキストボックスに分単位で指定し、このチェックボックスを選択してください。指定した時間ごとにFinaleがファイルを保存します(ただし、この機能ではFinaleの終了時にファイルの保存はおこなわれません。Finaleを終了するときには、必ず手動で保存するようにしてください)。
- ファイルを保存する時にバックアップを作成 このオプションが選択されている場合、Finale は〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスの〔フォルダ〕ページで指定されたバックアップフォルダに、ファイルのバックアップを自動的に保存します。フォルダが指定されていない場合は、オリジナルのファイルと同じフォルダにバックアップファイルが保存されます。ファイルのバックアップの考え方は非常にシンプルなものです。作成したファイルを初めて保存するときには、ユーザーが手動でそのファイルに名前を付けます。その後このファイルを保存するときには、同じ名前を持つファイルに自動的に上書きすることになります。ファイル保存時にバックアップを作成するように設定してファイルを保存すると、このファイルの変更を上書きされる前の状態のものがバックアップとして作成されます。したがって、バックアップはつねに作業中のファイルの1つ前の状態のファイルということになります。初めてファイルを保存するときには、バックアップは作成されません。また、ファイルを別名で保存したときもバックアップは作成されません。
- Finaleの終了時に環境設定を保存 このオプションはデフォルトで選択されています。選択されている場合、Finaleはアプリケーションを終了する度に、自動的に初期設定ファイルを保存します。手動でコマンド実行したときにだけ初期設定ファイルを保存したい場合は、このオプションの選択を解除してください。この場合、Finaleは〔ファイル〕メニューの〔環境設定の保存〕コマンドが選択されたときにのみ、初期設定ファイルを保存します。
- ページ・レイアウト・ツールで指定した用紙の方向設定を印刷時の方向設定に自動的に反映させる このオプションを選択すると、ページ・レイアウト・ツールの〔ページ・サイズ編集〕で設定したスコア譜/ パート譜の用紙の方向設定が、〔スコア譜(パート譜)のページ・フォーマット〕ダイアログボックスの設定に優先します。このオプションは、用紙方向を別々に設定したスコア譜とパート譜を一度に印刷する場合に、特に便利な機能です。
参照:
ファイル / 保存
プログラム・オプション