このツールを使用すると、一度に素早く音符/休符を入力できます。コンピュータのキーボードの数字キーで音価を指定し、MIDIキーボード上の鍵盤あるいはコンピュータのキーボードのそれぞれのピッチに呼応するキーにより、ピッチを指定できます。
- 何か音符が入力されている小節をCtrl+クリックすると、〔フレーム編集〕ダイアログボックスが表示され、小節内のそれぞれの音符に対する詳細な設定をおこなうことができます。
- 小節の編集中にCtrl+数字キーを押すと、次に入力する音符が3連符や5連符などの連符であると認知されます。Ctrl+2からCtrl+8までが、それぞれ2連符から8連符までを表します。Ctrl+1を押すと、〔連符の定義〕ダイアログボックスが表示され、2連符から8連符までの連符よりも複雑な連符の拍および表示の属性を指定できます。
- 音価のキーを押す前にCaps Lockキーを押すと、指定した音価の音符を続けて入力するものとして認知されます。ここでMIDI機器から音符を演奏すると、毎回音価キーを押さなくても、音符が自動的に楽譜上に入力されます。Ctrl+数字キーにより、連続して連符を入力することもできます。〔MIDIデバイスを使用〕がチェックされていない状態で、Caps Lockキーを有効にすると、キーボード上のアルファベットキーにより、MIDIキーボードを使用せずにピッチを指定することができます。
【異名同音】
すでに入力された音符に対して異名同音を変更する際には、すべての異名同音のバリエーションが順に表示されます。
- カーソルが特定の符頭の上にある場合、9キーまたはCtrl+9を押すと小節にある音符またはその音符と同じ音高のすべての音符を異名同音の表記に変更できます。表記の変更に伴ってカーソルが移動するため、異名同音の表記を連続して変更することができます。
- カーソルが特定の符頭の上にない場合、9キーを押すと一度の入力でその和音に含まれるすべて の音符が異名同音で書き換えられます。
- カーソルが特定の符頭の上にない場合、Ctrl+9を押すと小節内のそのピッチのすべての音符が異名同音で書き換えられます。
【矢印キー】
- 編集枠の最初の音符または休符に挿入バーを移動するには、Ctrl+←キーを押します。
- 編集枠の最後の音符または休符の直後に挿入バーを移動するには、Ctrl+→キーを押します。
- 挿入バーが編集枠の頭にある場合、前の小節の最後の音符または休符の直後に挿入バーを移動するには、←キーを押します。
- 挿入バーが編集枠の最後の音符または休符の上にある場合、編集枠の最後の音符の直後に挿入バーを移動するには、→キーを押します。
- 挿入バーが編集枠の最後の音符または休符の直後にある場合、次の小節の最初に挿入バーを移動 するには、→キーを押します。