Finaleインストール先フォルダの詳細

Finaleプログラムは多くのフォルダとファイルで構成されています。Finaleをインストールするとき、機能やアクセスのしやすさに応じて各ファイル群が様々なフォルダに保存されます。これは、複数のユーザーが1台のコンピュータを使用する環境に対応し、かつアクセス権の問題が生じるのを防ぐためです。

1台のコンピュータに複数のユーザーアカウントが設定されていることがあるので、Finaleのカスタマイズ可能なファイル（各ユーザーが個別に編集できるファイル）は「共通」のフォルダにインストールされます。Macの場合は「/ライブラリ/Application Support/MakeMusic/Finale 2012J」フォルダに保存されます。特定のユーザーアカウントでログインしてFinaleを起動すると、この「共通」の場所からユーザーフォルダにファイルがコピーされます（Macの場合は「<ユーザー名>/ライブラリ/Application Support/MakeMusic/Finale 2012J」

Note. 「~/Library/Application Support/MakeMusic/Finale 2012」以下のサポートファイルに簡単にアクセスできるようにするため、「書類/Finale Files」の下にFinale 2012のショートカットが用意されています。

Finaleの各種ファイルの保存場所を下の表に示します。赤、青、緑のファイル名/フォルダ名については、以下の説明をご覧ください。

• 赤色は、アプリケーションにより自動で生成され各ユーザーフォルダに自動保存されるファイルです。
• 緑色は、共通フォルダにインストールされた後、各ユーザーが自身のアカウントでログインしてFinaleを起動したとき、各自のユーザーフォルダに移動するフォルダ/ファイルです。
• 青色は、共通フォルダにインストールされた後、必要に応じて各ユーザーフォルダに移動するファイル/フォルダです。「Configuration Files」フォルダについては、必要に応じて個々のファイル単位でコピーされます。他のフォルダはフォルダごと移動します（ただし、ユーザーフォルダの移動先に下位フォルダが作成されていないこと、〔プログラム・オプション－フォルダ〕ダイアログボックスの設定を変更していないことが条件です）。フォルダごと移動するフォルダは次のとおりです。

   

  • 「Default Files」フォルダ（〔ファイル〕>〔新規作成〕>〔デフォルトの新規ファイル〕を選択後に移動）
  • 「Document Styles」フォルダ（セットアップ・ウィザード起動後に移動）
  • 「Font Annotation」フォルダ（何らかのファイルを開いたときに移動）
  • 「Libraries」フォルダ（〔ファイル〕>〔ライブラリを開く〕を選択時に移動）
  • 「Templates」フォルダ（〔ファイル〕>〔新規作成〕>〔テンプレートから新規ファイル〕を選択時に移動）

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