SmartMusic伴奏用のマーカーを発想記号として追加するには
ここでは一般的な発想記号としてSmartMusic用マーカーを作成する方法を解説します。通常は〔SmartMusicマーカーの追加〕ユーティリティ（ユーティリティメニュー）を使用して作成してください。
- 〔発想記号〕ツール
をクリックします。
- ソロパート（またはアンサンブル譜の一番上のパート）の中で、マーカーを追加したい位置をダブルクリックします。音符に割り付ける発想記号を作成する場合は、ソロパートにある音符の真上か真下をクリックしてください。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスが表示されます。デフォルトのリハーサルマークなど、いくつかの発想記号は SmartMusicのリハーサルマークとしてすでに定義されています。発想記号を新規に作成する例を以下に示します。
注：リハーサルマークを作成する場合は、発想記号の位置を小節の先頭にそろえてください。
- 〔作成〕をクリックします。〔発想記号の設計〕ダイアログボックスが表示されます。
- 必要に応じて、これから定義するマーカーを表す文字列（例：Intelligent Accompaniment=50、Wait for Note On、Repeatなど）をテキストボックスに入力します。空欄にした場合は、次のステップを飛ばしてください。
- 入力した文字列を反転表示して、〔文字〕メニューから〔フォント〕を選択します。〔効果〕欄の〔非表示〕をチェックして〔OK〕をクリックします（
Command
＋Shift＋H）。こうすれば、作成した発想記号は譜面上では薄いグレーで表示され、印刷はされません。
- 〔プレイバック〕タブをクリックします。
- 〔タイプ〕ポップアップメニューから〔SmartMusicマーカー〕を選択します。〔SMSマーカー〕ポップアップメニューが表示されます。
- 〔SMSマーカー〕ポップアップメニューから目的のSmartMusicマーカーを選択します。各マーカーの概要については、発想記号ツールの章のSMSマーカーをご参照ください。
- リハーサルマークか反復記号を作成する場合は、〔テキスト〕タブをクリックしてリハーサルマーク（A、Bなど）または反復の値を入力します。各種の反復セクションの指定について詳しくは、SmartMusic 伴奏用の反復マーカーをご参照ください。
- 〔OK〕をクリックします。〔発想記号の選択〕ダイアログボックスに戻ります。
- 〔配置〕をクリックします。
- Shiftキーを押しながら発想記号のハンドルをダブルクリックして、〔発想記号の割り付け〕ダイアログボックスを開きます。〔プレイバック効果の開始〕欄でオプションを選択します。〔小節の先頭から〕（リハーサルマークなど）や、〔配置位置から〕を選択できます。
- 〔OK〕をクリックして楽譜上に戻ります。これで、指定したマーカーがSmartMusicの伴奏演奏に適用されます。
