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Finaleに関するファイル操作

FinaleではWindowsのエクスプローラの標準的な使用が可能です。特に、ドラッグ・アンド・ドロップおよびコマンド・ラインのスイッチがサポートされています。

ドラッグ・アンド・ドロップ

ドラッグ・アンド・ドロップは、ファイルを開く際に使用することができます。Finaleおよびエクスプローラを起動します。エクスプローラで、開きたいFinaleファイルを選択します。選択したファイルをFinaleのウィンドウにドラッグし、マウス・ボタンを離します。選択したファイルがFinaleで開きます。またエクスプローラからFinaleファイルを印刷することもできます。詳しい説明はWindowsのマニュアルをご覧ください。

プロジェクト・アイコン

プログラム・マネージャ(〔スタート〕の〔プログラム〕アイコン)を使用すると、異なるプロジェクトごとにFinaleアイコンを作成することができます。この機能は、スコアやスコアから作成されたパート譜などのファイル・グループを指定して使うことができます。アイコンを以下に説明するコマンド・ラインのスイッチと組み合わせて使用し、異なるファイル・セットおよび場合よっては別のFinale.INIファイルを指定してFinaleの作業環境をカスタマイズします。

コマンド・ライン

Finaleは、プログラム・マネージャ(〔スタート〕の〔プログラム〕アイコン)のコマンド・ライン(〔MS-DOSプロンプト〕)での複数ファイルの指定およびワイルドカードの使用をサポートしています。例えば、コマンド・ラインでパラメータに「*.mus」を指定して、現在のフォルダの音楽ファイルをすべて開くことができます。Finaleは以下のスイッチもサポートしています。これらのスイッチは、任意の順序およびコマンド・ラインの任の場所で使用することができます。スイッチは大文字・小文字を区別せず、組み合わせて使用することができます。「-」および「/」はスイッチ・トリガとして機能します。

 

-q Finaleを起動して「名称未設定」ファイルを表示せずに直接〔開く〕ダイアログ・ボックスが開き、使用したいファイル名の入力が要求されます。コマンド・ラインに「q」が入力されるたびに、〔開く〕ダイアログ・ボックスが表示されます。

-n MIDIドライバをロードせずにFinaleを起動します。このスイッチは、別のMIDIソフトウェアを実行している場合や、ユーザのシステム上でMIDIに関連する問題がある場合に有効です。

-x 既存ファイルや「名称未設定」ファイルを開かずにFinaleを起動します。

-z プラグインを参照せずにFinaleを起動します。〔プラグイン〕メニューは表示されません。

-i 別のFinale.INIファイルを指定します。Finaleで使用したい設定を含むIMIファイル名を入力します。このスイッチは、コンピュータをほかのユーザと共有している場合や、プロジェクト別に異なる共通設定を使用する場合に非常に有効です。

-p コマンド・ラインの最初のファイル名を表示します。

 

例:

Finale -qn

MIDIデバイスなしでFinaleを起動し、ファイル名の入力を要求します。

Finale pr1\*.mus -i Finale.pr1

PR1フォルダのファイルをすべて開き、Finale.INIファイルの代わりにFinale.PR1の設定を使用します。

Finale.INIファイルについて

Finale.INIファイルには、Finaleのプログラムで設定されたユーザー独自の指定およびFinaleの選択値が含まれています。Finaleの選択値にはダイアログ・ボックスおよびメニューの設定があり、Finaleの作業環境に反映されます。Finaleのファイル別に指定されている設定は含まれません。INIファイルのオプションの大部分はFinaleのプログラムで設定できるので、Finaleで設定することをお勧めします。一部の設定はFinale.INIファイルでのみ変更可能です。例えば、ユーザーのシステムにインストールされているフォントにもとづいて、Finaleのメッセージ・バーで使用するフォントの変更が必要な場合が考えられます。

Finale.INIファイルは「メモ帳」などのテキスト・エディタで編集することができます。通常はこのファイルを直接編集する必要はありません。INIファイルは、Finale実行中には編集しないでください。

Tip. Finale.INIファイルを編集する場合は、最初に必すバックアップを作成してください。

誤って変更した場合は、Finale.INIファイルのバックアップ・コピーをリストアするか、変更したファイルを削除してください。Finaleを再起動すると、新しいFinale.INIファイルかが再作成されます。新しいFinale.INIが作成されると、以前のINIファイルに保存されているユーサ独自の設定やFinaleの設定値は失われます。

Finale.INIファイルは複数のセクションに分かれており、四角括弧で囲まれたヘッダで区切られています。Finale.INIファイルは以下のセクションから構成されています。

 

[Settings]

[MIDI]

[Extensions]

[Program Options]

[Colors]

[Chromatic Spelling Tables]

[Palettes]

[Speedy Keys]

[Directories]

 

以下で、各セクションの概要およびセクション内の設定についての説明します。各設定の説明では、あわせて「Finaleで設定できます」、「任意指定です」、「編集しないでください」のいずれかのコメントを記載しています。また各設定のデフォルト値も示します。Finale.INIファイルに設定がない場合は、デフォルト値が使用されます。「編集しないでください」のコメントがある設定は、通常は変更しないでそのままにしてください。特別な問題が発生し、ユーザ自身が操作内容を正確に理解している場合にのみ、これらの設定を編集してください。

 

[Settings]

このセクションには、Finaleの挙動に関する一般的な設定が含まれています。

Init=(0, 1)

編集しないでください。デフォルト値は 0 で、Finaleがそのコンピュータでまだ起動したことがないことを表しています。一度起動して初期設定などを調整した場合には 1 となります。

MusicFontName=Maestro

MusicFontSize=24

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。記譜用フォントの初期設定が格納されます。

HandleSizeX=0

HandleSizeY=0

任意指定です。0を指定すると、編集可能な楽譜項目のハンドルがデフォルト・サイズで表示されます。ハンドルが大きすぎるあるいは小さすぎる場合は、これらの値(単位はピクセルです)を変更します。例えば、モニタの解像度を高く設定している場合、Finaleが表示するハンドルはスコアの項目に比較して大きすぎることがあります。この場合、スタッカートなどの記号は完全に隠れてしまいます。

IncludeFonts=(0, 1, 2)

設定値はFinaleに内蔵されています。〔PostScriptファイル作成〕ダイアログボックスで「すべてのフォントを含める」にチェックを入れる場合は 1 、チェックしない場合は 0 が設定されます。1 の設定でうまくいかない場合は 2 を指定します。

1 がデフォルト値として指定された場合は、FinaleはPostScriptファイル生成時にフォントをファイルに含めます。指定されたフォントが WIN.INI ファイルにリストアップされていない場合は、PostScriptドライバに問い合わせをおこないます。値が 2 に設定された場合は、WIN.INI にリストアップされたフォントのみをファイルに含めます。生成されたPostScriptファイルが大きすぎる場合は、この設定を 0 にしてみてください。フォントファイルが含まれないため、生成されるPostScriptファイルの容量は少なくなります。ただし、別のコンピュータで印刷する場合、出力先のコンピュータにそれらのフォントがインストールされている必要があります。

MaxPSFontsPerPage=15

編集しないでください。この項目は、使用しているプリンタの仮想メモリに適したフォント数を制御します。数値が大きいと印刷速度が速くなりますが、ポストスクリプト・エラーが発生する可能性も高くなります。

PSXResolution=

PSYResolution=

編集しないでください。Fianelは、プリンタ・ドライバから適切なデフォルト値を取得します。これらの設定は、ポストスクリプト・ファイルと印刷の座標変換を制御します。

MsgBarHeight=0

任意指定です。デフォルトは0です。0を指定すると、MsgBar-FontHeightおよびMsgBarBorderの設定から高さが自動計算されます。指定しない場合は、ユーザが指定した高さ(ピクセル)が使用されます。

MsgBarBorder=3

任意指定です。デフォルトは3ピクセルです。ステータス・バーの境界はMsgBarHeightに含まれます。

MsgBarFontHeight=0

任意指定です。デフォルトは0です。0 が指定されている場合は、ステータス・バーのフォントは10ピクセルに設定されます。ここでフォントの大きさをピクセル数で指定することができます。例えばこの値を 12 とすると、ステータス・バーのフォントサイズが12ピクセルとなります。通常は 8 から 12 の間に設定するのがよいでしょう。

MsgBarFont=

任意指定です。デフォルトでは、WindowsのOSで使用されているフォントが適用されます。ステータス・バーの表示に使用したいフォントをフォント名で指定します。例:MsgBarFont=Arial

MsgBarTop=(0,1)

任意指定です。デフォルトは0で、ステータス・バーはFinaleメイン・ウィンドウの下部に表示されます。ステータス・バーをFinaleメイン・ウィンドウの上部に表示させたい場合は、この値を1に変更します。

MsgBarShow=(0,1)

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。〔ウィンドウ〕メニューで〔ステータス・バー〕を選択します。1を指定すると、Finaleにステータス・バーが表示されます。0を指定すると、Finaleにステータス・バーは表示されません。

ShowRulers= (0,1)

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。〔表示〕メニューから〔定規を表示〕を選択します。デフォルトは1で、Finaleの画面にルーラが表示されます。0を指定するとルーラは表示されません。

MaxFileAlert=10

任意指定です。デフォルトは10です。警告メッセージを表示せずに開くことができるファイルの最大数を指定します。コマンド・ラインあるいはドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用して、一度に複数のファイルを開くことができます。警告メッセージが表示されると、ファイルのオープンを継続するかを選択できますが、メモリの限界に達する場合があります。この機能により、誤って数百ファイルを開いてしまうのを防ぐことができます。

LoadWinPos=0

SaveWinPos=0

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで保存対象を指定します。これらのオプションは〔起動時にウィンドウ配置情報を読み込む〕および〔終了時にウィンドウ配置情報を保存〕に相当します。

MaximizeWin=0

WinPos=(left) (top) (right) (bottom)

編集しないでください。これらの設定はLoadWinPosおよびSaveWinPos によって制御されます。MaximizeWinはウィンドウの状態を決定し、0で通常サイズ、1で最大化、2で最小化を示します。WinPosはメイン・ウィンドウの位置を決定します。ウィンドウの位置を変更したい場合は、Finaleのウィンドウを任意の場所に移動し、〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスでウィンドウ位置を終了時に保存または起動時にロードするよう指定します。

SerifFont=

SansSerifFont=

任意指定です。デフォルトのセリフ・フォントはTimes New Romanです。デフォルトのサンセリフ・フォントは“Arial”です。これらのフォントは、Finaleでデフォルト・フォントを指定できないテキスト項目に適用するフォントです。Finaleの主なテキスト項目のデフォルト・フォントは、〔デフォルト・フォントの選択〕ダイアログ・ボックスで制御されます。指定したフォントが使用できない場合は、Windowsにより代替フォントが提供されます。

OPoolSize=1560

DPoolSize=1489

EPoolSize=511

任意指定です。これらの設定は、Finaleの内部データ・キャッシュのサイズを制御します。Finale 3.0のOtherPoolSize、DetailPoolSize、EntryPoolSizeに相当します。Finale 3.0でこれらの設定を変更している場合、特に処理速度の低いコンピュータを使用しているユーザは、Finale 3.5用に変更する必要があるかもしれません。その場合、以前の値よりかなり高い値を指定することをお勧めします。

NewWinMax=(0,1)

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスの〔新規ファイル〕欄で新規ファイルのウィンドウを最大化するかどうかを選択します。

IndependentPSPages=(0,1)

任意指定です。デフォルトは1です。デフォルト設定の1は印刷スプーラと互換性がありますが、ポストスクリプト・ファイルのサイズが大きくなります。そこで、0を指定してポストスクリプト・ファイルのサイズを小さし、フォントのダウンロード回数を少なくすることをお勧めします。0を指定すると、コンパイルされたポストスクリプト・ファイルの各ページごとにプリンタ・メモリがリセットされません。作成されるファイルはAdobe準拠ではないため、スプーラによっては認識できない場合がありますが、ダウンロード速度は速くなります。(この設定は、Windowsのポストスクリプト・プリンタのプロパティ・ダイアログで、ページごとのメモリ消去を指定する上級オプションと同等です。)

FontScaleMode=(0,1,2)

任意指定です。デフォルトは0です。この項目は、ビットマップ・フォントを表示する際に正確に一致するフォントがない場合のレンダリング方法を決定します。0を指定すると、Finaleがビットマップ・フォントを調整します。1を指定すると、Windowsがビットマップ・フォントを調整します。2を指定すると、Windowsは“最も近い”TrueTypeフォントを代用します。このオプションに1または2を指定すると、非ポストスクリプト・プリンタへの印刷時間が長くなるのを避けることができます。

NewWinPerc=100

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、新規ファイルのウィンドウの表示倍率を選択します。

NewWinScroll=1

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、新規ファイルをスクロール表示またはページ表示のいずれで開くかを選択します。

Use3D=1

任意指定です。デフォルトは1です。0を指定すると、3Dボタンを表示するCTL3DV2が無効になります。これは通常、CTL3DV2の非互換性やエラーが検出されると自動的に設定されますが、必要に応じてユーザが0に設定することもできます。

OpenOlderDocsAsUntitled=

OpenTemplatesAsUntitled=

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、テンプレート・ファイルや旧バージョンのファイルを「名称未設定」ファイルとして開くかどうかを選択します。

ConfirmConversion=

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、古いファイルを開いた時にタイをポストスクリプトあるいは画面表示のいずれにコンバートするかをFinaleが尋ねるかどうかを選択します。

UndoPastSave=

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、〔元に戻す〕コマンドを使用して保存前の状態まで戻すかどうかを選択します。

TaskDoneChime=

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで、〔ブロック移動〕ツールを使用した編集タスクが完了したら音で知らせるかどうかを指定します。

DMCS=2

このオプションを使用して、ダブルバイト(1)またはシングルバイト(0)のフォント対応を設定します。デフォルトは2で、システム・フォントにもとづいてサポートするフォントを自動検出します。

OwnPS=3

任意指定です。0 に設定すると、PostScriptの処理が、テキスト部分に関してはWindowsにより、グラフィック部分に関してはFinaleによりおこなわれます。この設定は例えばEPS画像を取り扱う際により安定した出力をおこなえますが、お使いのプリンタドライバが Optimize for Portability 設定に対応している必要があります。3 に設定すると、PostScript処理がテキスト・画像ともにWindows OSによりおこなわれます。

 

[MIDI]

MIDIRoot=FINMIDI

編集しないでください。この項目にはFinale独自のMIDIドライバの名称が指定されています。絶対に変更しないでください。

MIDIEcho=0

MIDISendSync=0

MIDIEcho0=0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

MIDIEcho10=10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

MIDIEcho20=20 21 22 23 24 25 26 27 28 29

MIDIFixedEchoChannel=0

これらの項目はすべて、Finaleの〔MIDI〕メニューで〔MIDI同期信号送信〕および〔MIDIスルー〕を選択すると設定されます。

 

[Extensions]

このセクションには、Finaleが使用するファイル拡張子を制御する設定が含まれています。拡張子が同じために他のアプリケーションで使用するファイルと混同してしまう場合にのみ、この設定を変更してください。拡張子にはピリオドは含まれませんのでご注意ください。バックアップの拡張子には、標準DOSのワイルドカード“*”および“?”を使用できます。例えば、「Backup=??_」を指定すると、元の拡張子の先頭2文字の後にアンダーバーが付いたバックアップ・ファイルが作成されます。バックアップ・フォルダを設定するよう選択した場合(下の「BackupDir」をご覧ください)は、拡張子を変更せずにバックアップ・ファイルを作成することができます。この場合は、「Backup=*」を使用します。

Music=MUS

Template=FTM

MIDI=MID

Playback=PLY

Transcription=NOT

Postscript=PS

Library=LIB

Clip=CLP

Backup=BAK

Encapsulated PostScript=EPS

TIFF=TIF

Windows Metafile=WMF

Track=TRK

AutoSave=ASV

PlugIn=FXT

 

[Program Options]

このセクションには、〔プログラム・オプション〕ダイアログ・ボックスで制御される、あるいはこのダイアログボックスに関連するパフォーマンス設定が含まれます。

Purge=(0,1)

任意指定です。デフォルトは0です。ファイルを閉じても、Finaleは一時ファイルを消去しません。これによりFinaleの処理速度を速めることができますが、たくさんのファイルを開いたり閉じたりするとディスクスペースを使いきってしまう可能性があります。ディスク容量に制限がある場合はこの項目に1を指定して、ファイルを閉じる際に一時ファイルを消去することができます。この場合、ファイルのクローズに通常より時間を要しますのでご注意ください。〔元に戻す〕をオンおよびオフにして、不要な一時ファイルをパージすることもできます。

DottedRests=(0,1)

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。デフォルトは0で、付点休符を使用しないで採譜することを示します。1を指定すると、付点休符を使用して採譜がおこなわれます。

DefaultFile=Maestro Font Default.FTM

Finaleで設定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスを使用して、デフォルトファイル名を別の名称に変更します。

g0=0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

g10=0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

編集しないでください。これらの設定は〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスによって制御されます。

MaxProgOpts=266

編集しないでください。この設定は〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスで制御されます。

SavePrefs=1

〔プログラム・オプション〕で設定できます。デフォルトは1で、選択結果はFinale終了時に保存されます。

Toolmenu=0

〔プログラム・オプション〕で設定できます。デフォルトは0で、〔ツール〕メニューが表示されないことを示します。

 

[Colors]

UseColor=1

UseLayerColor=0

c1=

...

cc16=

これらのオプションをFinaleで設定する場合は、〔表示〕メニューの〔カラー表示の選択〕からおこないます。

 

[Chromatic Spelling Tables]

ChromCount=36

ChromMode=0

g0=0 1 0 1 0 0 0 0 1 0

g10=1 0 0 1 0 0 0 0 0 0

g20=0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

g30=0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

これらのオプションをFinaleで設定する場合は、〔編集〕メニューで〔異名同音の表記〕サブメニューのコマンドを使用しておこないます。

 

[Palettes]

このセクションには、Finaleのパレットの位置およびツールの配列に関する設定が含まれます。〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスで〔終了時にウィンドウ配置情報を保存〕を選択していると、これらの設定の大部分が保存されます。

AutoClosePalettes=(0,1)

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。デフォルト値は 1 で、変形図形ツールパレットなどのサブパレットは、メイン・ツールパレット上で他のツールが選択されると非表示となります。

MainPalette=(on) (current tool idx) (anchor) (left) (top) (width) (height)

SimplePalette=(on) (current tool idx) (anchor) (left) (top) (width) (height)

SmartPalette=(on) (current tool idx) (anchor) (left) (top) (width) (height)

SpecialPalette=(on) (current tool idx) (anchor) (left) (top) (width) (height)

編集しないでください。これらの項目は、ツール・パレットの位置と構成を設定しています。Finaleで編集できる値は(anchor)のみで、デフォルトは0です。この値は、以下の表の意味にしたがってパレットの相対的な表示位置を制御します。

 

Anchorの値

パレットの相対位置

0

アプリケーション・ウィンドウの左上

1

アプリケーション・ウィンドウの右上

2

アプリケーション・ウィンドウの左下

3

アプリケーション・ウィンドウの右下

4

画面左上

5

画面右上

6

画面左下

7

画面右下

 

TS1.0=(list of space -- delimited tool IDs -- for tool set 1)

TS1.1=(continued)

TS2.0=(list of space -- delimited tool IDs -- for tool set 2)

TS2.1=(continued)

TS3.0=(list of space -- delimited tool IDs -- for tool set 3)

TS3.1=(continued)

編集しないでください。これらの設定は、Finaleのツール構成に保存されます。

 

[Directories]

このセクションには、〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスで制御される設定が含まれます。

MusicDir=

LibDir=

BackupDir=

AutoSaveDir=

ExtensionDir=

TemplateDir=

DocuDir=

TempFileDir=

Finaleのプログラム・オプションで指定できます。〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスを使用してフォルダを指定します。

 

 

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