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Garritan Instruments for Finale

FinaleにはGarritan Instruments for Finale(旧バージョンより通称GPO = Garritan Personal Orchestra)という音源が付属しています。GPOは、最高品質の再生を目的としてプロの技術で録音されたサンプリングサウンド集です。製作者のGary Garritan氏はGPOを次のように解説しています。

「オーケストラは素晴らしいものだが、簡単に集まってセッションができるわけではない。それに代わる最良の方法は、楽器の一音一音を録音してキーボードで再生することである。まさに「パーソナルオーケストラ」だ。Garritan Personal Orchestraは、オーケストラで使われる楽器のほぼすべての音を実際に録音した高品質サンプリング音の完全セットである。Personal Orchestraを読み込んでキーボードを弾けば、高品質のサンプリング音が再生され、オーケストラ楽器のサウンドを再現できる。実際に楽器を録音した音なので実にリアルに聞こえる。Personal Orchestraを使えば、あらゆるオーケストラ楽器を簡単に操作することができる。」

初めに楽器を指定して楽譜作成を開始したり、スコア・マネージャーで楽器を追加すると、Finaleに付属のGarritan音源が自動的に読み込まれます(〔MIDI/Audio〕メニューの〔プレイバックにVSTを使用〕が選択されている場合)。このとき、Finaleプログラムの内部では、サウンド・マップを使ってGarritan音源を読み込んでいます。サウンド・マップは、楽譜で使われている個々の楽器にGarritanの最適なサウンドを割り当てる働きをします。また、〔サウンド・マップの優先順位〕ダイアログボックスを使って、サウンド・マップの優先順を変更することができます。スコア・マネージャーでは、楽器と音源の割り当ての一覧を表示し、個別に割り当てを変更できます。

FinaleでGarritan Instruments for FinaleまたはGPO製品版を使う方法の詳細は、GPO とHuman Playbackのチュートリアルをご参照ください。

Finaleは、GPOオーケストラサウンド集のサンプル版を同梱しています。GPOサウンドは単独でも使用できますが、Finaleに付属のSmartMusicソフトシンセのサウンドフォント音源やサードパーティ製のデバイスなど、他のVSTデバイスと組み合わせて使うこともできます。

 

参照:

Garritan インストゥルメント(GPO)とHuman Playbackのチュートリアル

プレイバックサウンドの設定

 

 

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