分割ポイント ダイアログボックス
【このダイアログボックスを表示するには】
〔分割ポイント〕ダイアログボックスを表示する方法は2通りあります。選択するモード（レコーディングモードまたはシーケンス採譜モード）によって、ダイアログボックスの表示方法が異なります。
- 〔リアルタイム入力〕ツール
をクリックします。メニューバーに〔リアルタイム入力〕メニューが表示されます。〔リアルタイム入力〕メニューの〔レコーディングモード〕から〔2つの五線に分割〕を選択します。
- 〔リアルタイム入力〕メニューから〔シーケンス採譜モード〕を選択して、小節をクリックします。〔シーケンス採譜〕メニューの〔分割ポイント〕から〔音程〕を選択します。
【機能について】
両手を使って演奏する場合、演奏された内容を複数の五線（パート）に分割して表記するには、どこでそれぞれの五線へ振り分けるかを指定する必要があります。このオプションで、MIDIキーボード上の特定の音を分割ポイントとして指定します。指定した音から上のすべての音は上段に、それより下の音は下段に入力されます。
- 分割するポイント このテキストボックスで指定した音より低い音は、すべて下の五線（左手）に割り付けられます。この数値は標準のMIDI規格で規定されたノート番号で表されます（それぞれの鍵盤に左から右へ順番に数字がふられており、中央のドは60に相当します）。ただし、ここで番号を入力するかわりに〔実際に弾く〕ボタンをクリックして、もっと簡単に番号を指定することができます（下記をご覧ください）。
- 実際に弾く このボタンをクリックすると、FinaleはMIDI信号の待機状態となります（そのことを通知するメッセージが画面に表示されます）。この状態でMIDIデバイスを弾くと、それに相当するノート番号が自動的にテキストボックスに入力されます。
- OK・キャンセル 〔OK〕をクリックすると、分割ポイントを確定して楽譜上または〔シーケンス採譜〕ウィンドウに戻ります。これで楽譜は正しく2つの五線に分割されます。〔キャンセル〕をクリックすると、分割ポイントを設定せずに楽譜上または〔シーケンス採譜〕ウィンドウに戻ります。この場合、楽譜は1つの五線に入力されます。
Tip. 中央のC = 60 = C4です。
参照：
リアルタイム入力ツール
