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ファイル / 保存

このコマンドを選択すると、作業ファイルでおこなった変更内容がハードディスクに保存されます。〔ファイル・メニュー〕ツールバーのアイコンを使ってファイルを保存することもできます。

Finaleに限らず、作業ファイルでおこなった変更内容はすべて一時ファイルに保存されます。この一時ファイルはFinaleの終了時に削除されます。つまり、Finaleでそのファイルを開いている間は、そのファイルの最新の状態はそのコンピュータのメモリ上にしかありません。

したがって、このコマンドを選択してハードティスク上に変更内容を保存しておかないと、電源のトラブルやシステムエラーが発生した場合、データの変更内容はすべて消えてしまいます。できるだけこまめに(10分おきくらいに)保存をおこなうよう心がけてください。忘れやすい人にはFinaleの自動バックアップ機能(プログラム・オプション-保存を参照)を活用されることをおすすめします。バックアップファイルについて: Finaleでは、元のファイルと同じ階層のフォルダ内に自動的にバックアップファイルを作成することができます。あるいはバックアップを作成するフォルダをあらかじめ指定しておくこともできます。

ファイルのバックアップの考え方は非常にシンプルなものです。作成したファイルを初めて保存するときには、ユーザーが手動でそのファイルに名前を付けます。その後このファイルを保存するときには、同じ名前を持つファイルに自動的に上書きすることになります。そのとき、上書きされる前の前回保存された状態がバックアップファイルとして複製されディスク上に残ります。バックアップファイルは、オリジナルファイルのファイル名のあとに「.BAK」という拡張子が付けられて保存されます。したがって、バックアップはつねに作業中のファイルの1つ前の状態のファイルということになります。初めてファイルを保存するときには、バックアップは作成されません。また、ファイルを別名で保存したときもバックアップは作成されません。

Note. 〔保存〕コマンドの保存対象は、アクティブウィンドウ(一番手前にあるウィンドウ)のファイルのみになります。

 

参照:

プログラム・オプション-保存

 

 

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