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MIDI/Audio / プレイバックサウンドの再割り当て

このコマンドを選択すると、 VST音源の音色が自動で楽譜上の楽器に割り当てられます。このとき、Finaleの内部では、 VST音源プラグインを読み込み、〔サウンド・マップの優先順位〕ダイアログボックスで設定された優先順に従って音色を割り当てています(サウンド・マップをもとに、楽器と VST音源の音色とを対応付けています)。サウンドの割り当ては、スコア・マネージャーの〔音色〕欄で確認できます(〔MIDI/Audio〕メニューの 〔プレイバックに VSTを使用〕を選択した状態で確認してください)。VSTバンク/エフェクト〕ダイアログボックスで複数の音源エンジンが設定されていれば、複数のバンク(最大8)が読み込まれます。

このコマンドだけでなく、セットアップ・ウィザードで新規ファイルを作成するときと、〔MIDI/Audio〕メニューの(〔プレイバックにMIDIを使用〕から)〔プレイバックにVSTを使用〕に切り替えたときも、同じように音色と楽器の割り当てが再実行されます。

作成したMIDIファイルを別のコンピュータで開く場合、そのコンピュータに該当音源が存在しないときは、次のメッセージが表示されます。「見つからない VSTプラグイン:[プラグイン名] このファイルにはお使いのコンピュータでは利用できないプレイバックサウンドが含まれています。すべての楽器について、利用可能なプレイバックサウンドに割り当てしなおしますか?(この操作は既存の設定を書き換えます)。」ここで〔はい〕を選択すると、そのコンピュータの音源設定(および〔サウンド・マップの優先順位〕の設定)に従って、サウンドの再割り当てがおこなわれます。

スコア・マネージャーで楽器を追加、削除するときも、同じ仕組みで個別に割り当てがおこなわれます。

再割り当てを自動実行するとき、バンク1のチャンネル10はパーカッション用として予約されます。これは、チャンネル10でパーカッションを再生するMIDIデバイスに対応するためです。例えば、セットアップ・ウィザードでパーカッション楽器を追加し、外部MIDIデバイス(パーカッション用にチャンネル10を予約)でプレイバックすると、正しい音で再生されます。バンク1に第2パーカッション楽器を追加した場合は、後続の空きチャンネルに割り当てられます。バンク1以外のバンクでは、パーカッション用チャンネルの自動予約はおこなわれません。パーカッション等の楽器のチャンネルの自動割り当てがプレイバック音源で正しく機能しない場合は、ScoreManagerを使って手動でチャンネルを変更してください。

 

 

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