- 使用したい〔道具箱〕ツールをクリックして、小節をクリックします。編集したい項目のハンドルをクリック、Shiftキーを押しながらクリック、またはドラッグでハンドルを囲んでください。あるいくつかの項目の見た目を一度に変更したい場合(例えば複数の符頭の外観を変更する場合)、複数のハンドルをドラッグで囲むことによって、作業時間を短縮できます。あるいは、Shiftキーを押しながら小節中のハンドルをクリックすると複数のハンドルを1つずつ選択していくことができます。
- 使用したい〔道具箱〕ツールをクリックします。変更を加えたい小節をクリックして、続いて〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選択します。〔すべてを選択〕は以下の〔道具箱〕ツールで使用できます:音符配置、符頭微調整、符頭変更、臨時記号調整、符尾調整、特殊符尾、連桁調整、連桁伸縮、特殊連桁、タイ、付点、連桁幅調整、連桁内符尾調整。〔すべてを選択〕した場合、Finaleは現在のツールで変化を加えることができるすべての同じタイプの項目(例えば、音符配置ツールでのすべての音符など)を選択します。変更された内容は、選択されたすべての項目に適用されます。
- 符尾や音符、連桁などを移動または調整した後で、DeleteキーかBackspaceキーあるいはShift+Deleteキーを押すと、それらの項目を元の位置や外観へ戻します。このショートカットは音符配置、符頭微調整、符頭変更、臨時記号調整、符尾調整、特殊符尾、連桁調整、連桁伸縮、タイ、付点、連桁幅調整、連桁内符尾調整の各ツールで使用できます。
- 矢印キーを押すと、ハンドルが選択されているほとんどすべての項目の位置を調整することができます。〔道具箱〕ツールを使用していて何かの項目(例えばタイなど)を少しだけ動かす必要がある場合、矢印キーを使用することができます。
矢印キーを使用した時の移動量は、〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスの〔編集〕欄の〔移動可能項目〕で設定でき、設定値に上限はなく最小値は1ピクセルです。より正確な調整を施す場合は、〔表示〕メニューの〔表示サイズ変更〕からより高い値を選択してください。例えば、表示サイズを200%表示にズーム・インすると矢印の正確さは2倍になります。
Note. 〔移動可能項目〕ダイアログボックの矢印の“移動量”は〔道具箱〕ツールを使用している時にのみ適応されます。このツール以外の場面では、設定内容に関わらず矢印キーが押される度に項目は1ピクセルずつ調整されます。