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スキャンされたTIFFファイルを準備するには

楽譜をスキャナで読み取るときは、良質の原稿(コピーでないもの)をお使いください。斜めに歪んだ楽譜や印刷がかすれた楽譜、16パート以上あるスコア譜などはうまく取り込めません。原稿をスキャナのセット面に揃えて置いてください。(Finaleの〔ファイル〕メニューで)スキャナからの取り込みを選択すると、Finaleの側で、SmartScore Liteが認識できるようにスキャナドライバの設定を適切に変更しようとします。ファイルの追加を選択したときにSmartScore Liteに「このTIFFファイルはサポートしていないフォーマットのため読み込めません」、「このTIFFファイルは白黒2値でないため読み込めません」のようなエラーメッセージが表示される場合は、読み取りを開始する前に、スキャナソフトを以下のように設定してください。

  1. 解像度を300dpiに設定する(五線サイズが小さめのときは最大600dpi。ただし600dpi以上に設定しないこと)。解像度を高くしても、必ずしも精度が上がるわけではありません。
  2. 白黒2値(線画、1 bit/pixel)に設定する。グレースケール、カラーなどは使用しない。
  3. 原稿が色あせしている場合はコントラストを25%(または25%以上)に設定する。
  4. TIFFファイルで保存する。LZW圧縮は使用しない。  

スキャナやスキャナソフトの仕様は様々なので、スキャナのモデルごとに具体的な設定方法を紹介することはできません。

疑問が生じた場合は、お使いのスキャナに付属のマニュアルをご覧になるか、製造元にお問い合わせください(スキャナソフトの中には、ユーザーにお勧めの設定を強要しようとするものもありますが、そのようにして設定されたファイルは上記の条件を満たしていないため、うまく取り込むことができない場合があります。ご注意ください)。

 

 

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