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トラック合成ダイアログボックス

【このダイアログボックスを表示するには】

  1. 〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択し、ファイル形式として〔スタンダードMIDIファイル〕を選択します。
  2. 変換したいMIDIファイルの名前をダブルクリックします。
  3. 〔MIDI入力オプション〕ダイアログボックス上で〔特殊な割り当て〕をクリックします。
  4. 〔トラック/チャンネルから五線への割り当て〕ダイアログボックスから、一番上の割り当てられていないトラック/チャンネル割り当て情報の列をクリックします。
  5. 〔トラック/チャンネルの割り当て〕ダイアログボックスの一番上にあるテキストボックスに、分割したいトラックのトラック番号とMIDIチャンネル番号を入力します。そして〔合成〕をクリックします。

【機能について】

このダイアログボックスの1つ前に表示される〔トラック/チャンネルの割り当て〕ダイアログボックスは、シーケンス・ファイル上での各トラックをFinaleの五線に変換する際に様々なオプションを提供します。Finaleでは、1つのシーケンス・トラックから最大8つまでの五線を作成することができますが、逆に最大4つまでのシーケンス・トラックを1つの五線にまとめることもできます。

この〔トラック合成〕オプションは、〔和音による分散〕や〔音域による分割〕などの分割オプションのちょうど逆の役割を持つものと考えることができます。これら他の機能がトラックに含まれる音符を指定された個別の五線に分散させるのに対して、〔トラック合成〕機能は複数の違うシーケンス・トラックから、指定された音符を1つのFinaleの五線にまとめる働きをします。

〔トラック合成〕ダイアログボックスでは、1つの五線にまとめたい音符の範囲を4つまでのトラックから指定することができます。ただし、この〔トラック合成〕機能は、1つ前の〔トラック/チャンネルの割り当て〕ダイアログボックスの一番上のテキストボックスで少なくとも1つのトラックを指定しないと意味がありません。トラックを何も指定せずに〔トラック合成〕をクリックすると、Finaleは警告メッセージを表示します。

中央ドのノート番号を60として、鍵盤の左側から右側に行くにつれてノート番号は増えます。(下限のノート番号に上限のノート番号よりも高い数字を入力することもできます。その場合は設定した音域外のすべての音が対象となります。)ノート番号をわざわざ計算して手動でタイプしなくても、実際にその音を弾いて入力することもできます。

参照:

MIDI

トラック/チャンネルの割り当てダイアログボックス

トラック/チャンネルから五線への割り当てダイアログボックス

MIDIファイル入力オプション ダイアログボックス

 

 

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