このダイアログボックスでは、例えば小さな時間ふだへの手動編集を容易にするため、表示領域をどの程度拡大したいかを指定することができます。このダイアログボックスでは入力された数値が小さくなるほど表示領域を拡大させます。Finaleは画面を水平方向にのみ拡大しますので、音符を表す細い線は水平方向に引き伸ばされますが、画面の左端のキーボードに対しては正しく整列します。
表示解像度はまた、キーボード表示領域内をダブルクリックして入力される新規の音符の音価の初期値を決定します。デフォルトの音価は15ユニットです。1ユニットはこのテキストボックスに入力された数値により実際の音の長さが変化します。つまり、表示解像度が100(×1/1000秒=1/10秒)であれば、ダブルクリックで生成された音符は1500/1000秒、つまり1.5秒の長さとなります。音符と時間ふだの編集の詳細については、シーケンス採譜ダイアログボックスをご参照ください。
技術情報:表示解像度テキストボックス内の数字は画面の1ピクセルに相当しますが、実際には時間を表します(1/1000秒)。表示解像度を1000(/1000秒)にした場合、時間ふだを1ピクセル右へ動かした場合、時間にしてちょうど1秒ずらしたことになります。
参照:
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