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シーケンス採譜モードでは、時間ふだの音価の値を変更したり、あるいは音符に沿って並べるために時間ふだを移動させたり、あるいは時間ふだを完全に削除または追加しなければならない場合があります。以下の解説では、演奏内容を録音するにはで紹介されている手順で、すでに演奏の録音、時間ふだの入力を終えていることを前提としています。さらに、まだ〔シーケンス採譜〕ウィンドウが表示されていることも前提としています。

時間ふだを編集するには

  1. 〔時間ふだ〕という文字の部分をクリックします。文字がハイライトされます。これは、これから時間ふだのみを修正しようとしていることを表します。制御をしやすくするために、〔シーケンス採譜〕メニューから〔表示解像度〕を選択して“拡大表示”させることができます。画面を大きく表示させるためには、〔表示解像度〕ダイアログボックスで(例えば50などの)現在よりも小さな数値を入力し、〔OK〕ボタンをクリックしてください。
  2. 新しい時間ふだを挿入するには、時間ふだの表示領域でダブルクリックします。時間ふだの表示領域とは、表示ウィンドウの一番上の細長い部分を示します。ここには、時間ふだが表示されます。ここでダブルクリックすると、新しいふだが現れます。ふだの音価は〔時間ふだ〕メニューの〔最初のふだの音価〕で選択されている内容によって決まります。
  3. 時間ふだを移動させるにはその符頭をドラッグします。(ドラッグして囲むか、あるいは〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選んで)複数のふだを選択すると、選択範囲内の1つの時間ふだの符頭をドラッグすることで全体が動きます。
  4. 時間ふだの音価を変更するには、その符頭を(注意深く)ダブルクリックして、二度目のクリック時にボタンを押したままにして、左右にドラッグさせます。ドラッグすると、時間ふだは音価の値を16分音符、8分音符、4分音符、2分音符という風に順々に変えていきます。大きな音価にするには右方向へ、小さい音価にするには左方向へドラッグしてください。ふだの範囲を選択する(ドラッグで囲むか、あるいは〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選ぶ)ことで、曲全体を一度に書き直したい場合に、この機能は効果を発揮します。例えば、4分音符の時間ふだを8分音符の時間ふだへ変更するという機能を使用して、簡単に曲全体の採譜結果を変更することができます。これは、すべての4分音符を8分音符に差し替えるという命令を効果的にFinaleへ指示することになります。(ただし、この場合〔採譜〕をクリックする前に、〔時間ふだ〕メニューから〔拍子記号を小節ふだに割り付け〕を再度選択することを忘れないでください。)

 

 

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