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Finale 2009のユーザーインタフェース変更項目

Finale 2009は、特に発想記号の作成と管理に関連する画面が変更され、一段と直観的に操作できるようになりました。

小節発想記号と五線別表示リスト

(Finale 2008以前の小節発想記号と五線別表示リスト(現在のカテゴリ用表示セット)については、発想記号五線別表示リストダイアログボックスをご参照ください。)

Finale 2009では、発想記号の設定が一段と簡単、柔軟にできるようになりました。

Finale 2008以前の発想記号は、小節に割り付ける「小節発想記号」と、音符に割り付ける「音符発想記号」に分かれていました。以前の小節発想記号は、最初はすべての五線で同じ位置に表示され、その後で、五線別表示リストを使って五線別に発想記号をオン/オフにしていました(〔発想記号の割り付け〕ダイアログボックスのラジオボタンを選択する方法もあります)。例えば、小節発想記号を表示する五線を〔この五線のみ〕、〔すべての五線〕、〔最上段の五線のみ〕などに指定します。以前は、個々の小節発想記号ごとに五線リストと位置設定が保存され、個別に設定を変更する必要がありました(例えば、すべての強弱記号のフォントをまとめて変更するオプションはありませんでした)。また、発想記号を別のファイルにコピーすると、五線リストも一緒にコピーされるので、同じファイルに多数の五線リストが作成されることがありました。

Finale 2008以前の音符発想記号は、小節発想記号と異なり、音符を基準にして位置を設定していました。小節発想記号と同様に、個々の音符発想記号ごとに位置設定が保存されるので、個別に設定を変更する必要がありました。

Finale 2009では、音符発想記号と小節発想記号の区別がなくなり、「発想記号」として両方の特性を設定できるようになりました。Finale 2009では、楽譜上の機能をもとに発想記号を分類しています。Finale 2009の発想記号は6つのカテゴリに分類され、カテゴリごとにフォント、位置、カテゴリ用表示セットを設定します(発想記号を参照)。設定を変更すると、同じカテゴリに属するすべての発想記号(ライブラリと楽譜ファイルの両方)に変更が適用されます。カテゴリの設定とは別に、個々の発想記号ごとに設定を変更することもできます(発想記号の設計ダイアログボックスを参照)。以前は個々の発想記号で五線リストを設定していましたが、Finale 2009では、カテゴリごとに表示セットを設定します(カテゴリ用表示セットの設定に適したカテゴリでのみ、表示セットを設定できます)。

新しい設定方法は、発想記号が次の2種類に分類できることをベースにしています。

スコア譜全体に適用される発想記号はすべて、カテゴリ用表示セットを利用できる可能性があります。例えばメトロノーム記号などは、各器楽パートの最上段の五線に表示するのが標準の記譜方法です。Finale 2009では、カテゴリ用表示セットの設定を4つの表示セット(1〜4)にまとめています。カテゴリ用表示セットの設定を変更するには、〔カテゴリ用表示セット〕ダイアログボックスを使います。各カテゴリに属する発想記号の位置、フォント、カテゴリ用表示セットの設定を変更するには、〔発想記号カテゴリの設計〕ダイアログボックスを使います。

セットアップ・ウィザードを使って新規ファイルを作成した場合は、「表示セット1」が自動で割り当てられ、発想記号はスコア譜とパート譜の最上段の五線に配置されます。

旧バージョンのFinaleで小節発想記号と五線別表示リストを使って強弱記号、発想標語、または演奏表示を設定した場合、一度に複数の強弱記号を適用できないことがあります。その場合は、マクロ機能かドラッグによる方法を使うと、複数の五線に対して簡単に強弱記号を設定できます。発想記号をご参照ください。

発想記号の編集の変更点

発想記号を別のファイルにコピー&ペーストカテゴリする場合

特定のカテゴリに属する発想記号を含む範囲をコピーして、別のファイルにコピーした場合、コピー先に同じカテゴリが存在しないか、同じカテゴリでも設定が異なるときは、コピー先のファイルに新しいカテゴリが自動で作成され、その新規カテゴリに発想記号が追加されます。

Finale 2008とFinale 2009のメニュー項目対応表

Finale 2008以降に場所または名前が変更になったメニューコマンドの一覧を次表に示します。Finale 2009で新設されたコマンド、メニュー、サブメニューにはアスタリスク(*)が付いています。Finale 2010で追加、変更されたメニュー項目については、Finale 2009とFinale 2009のメニュー項目対応表をご参照ください。

Finale 2008メニューコマンド名 Finale 2008メニュー Finale 2009メニュー Finale 2009メニューコマンド名
SmartMusicの伴奏ファイルとして保存 ファイル/その他の保存 ファイル SmartMusic伴奏ファイルとして保存
オーディオファイルとして保存 ファイル/その他の保存 ファイル オーディオファイルとして保存
環境設定の保存 ファイル/その他の保存 ファイル 変更なし
- - 表示 表示方法
- - 書類 * 発想記号カテゴリの設計
Audio Units セットアップ MIDI/Audio 変更なし Audio Units バンク/エフェクト
- - MIDI/Audio Human Playback(サブメニュー)
- - MIDI/Audio デバイスのセットアップ(サブメニュー)
オーディオ設定ダイアログボックス MIDI/Audio MIDI/Audio / デバイスのセットアップ 変更なし
- - MIDI/Audio / デバイスのセットアップ AUプラグインの管理
MIDIセットアップ MIDI/Audio MIDI/Audio / デバイスのセットアップ 内蔵スピーカーのセットアップ
MIDIスルー ダイアログボックス MIDI/Audio MIDI/Audio / デバイスのセットアップ 変更なし
タブ譜のMIDIチャンネル設定 MIDI/Audio MIDI/Audio / デバイスのセットアップ 変更なし
-   MIDI/Audio/MIDIファイル・オプション * MIDIファイル・オプション(サブメニュー)
MIDIファイル入力オプション ダイアログボックス MIDI/Audio MIDI/Audio/MIDIファイル・オプション 変更なし
MIDIファイル出力オプション ダイアログボックス MIDI/Audio MIDI/Audio/MIDIファイル・オプション 変更なし
- - MIDI/Audio * MIDI情報のクリップ(サブメニュー)
クリップボードからMIDI情報を読み込みダイアログボックス MIDI/Audio MIDI/Audio 変更なし
クリップボードからMIDI情報を読み込み MIDI/Audio MIDI/Audio 変更なし
内蔵スピーカーを使用 MIDI/Audio MIDI/Audio / デバイスのセットアップ MIDI/内蔵スピーカーのセットアップ
表示しない MIDI/Audio/内蔵スピーカーを使用 MIDIセットアップダイアログボックス(MIDIシステムを選択) -
QuickTimeを使用 MIDI/Audio/内蔵スピーカーを使用 MIDIセットアップダイアログボックス(QuitkTimeによるプレイバックを選択) -
SmartMusicソフトシンセを使用 MIDI/Audio/内蔵スピーカーを使用 MIDIセットアップダイアログボックス(SmartMusicソフトシンセを選択) -

Finale 2009で削除されたコマンド、ダイアログボックス

Finale 2009aのユーザーインタフェース変更項目

Finale 2009aでは、発想記号とフォントに関する項目がいくつか変更されました。

発想記号の割り付け先を指定するカテゴリ用表示セット

発想記号の割り付け先の五線を指定するリストの名前が「五線別表示リスト」から「カテゴリ用表示セット」に変更されました。発想記号カテゴリの設計ダイアログボックスをご参照ください。設定できるリストの数も4から8に増え、リスト名の変更も可能になりました。五線別表示リスト(カテゴリ用表示セット)ダイアログボックスをご参照ください。

発想記号の五線別割り付け

「カテゴリ用表示セット」を設定できない発想記号でも、割り付け先の五線を指定できるようになりました。発想記号の選択ダイアログボックス五線別割り付けダイアログボックスをご参照ください。ショートカットキーを使って、近くの五線やすべての五線に簡単に発想記号を割り付けることもできます。キーボードショートカットと特別なマウス操作をご参照ください。

フォント・ユーティリティダイアログボックス

〔書類〕メニューの〔データ・チェック〕から選択していたフォント関連の4つのコマンド〔システムにないフォントをチェック〕、〔フォントの一括変更〕、〔フォントサイズの一括変更〕、〔テキストデータをMacintosh用に変換〕が 1ヶ所にまとめられ、〔フォント・ユーティリティ〕ダイアログボックスで設定するようになりました。さらに、シンボルフォント関連の2つのオプション(〔シンボルフォント・リストをデフォルトに戻す〕と〔シンボルフォント・リストをファイルに適用〕)が追加されました。フォント・ユーティリティダイアログボックスをご参照ください。

 

 

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