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裏拍

Finaleでは、裏拍とは拍を2等分した時の後半にあたる部分を指しています。したがって 拍子または拍子の場合は各拍の2番目の8分音符が、拍子なら各拍の2番目の4分音符が、裏拍にあたります。3拍子系の場合は、小節を3分割した時の後ろの2つの音符が裏拍にあたります。いずれの場合も、基準となる拍は〔拍子記号〕ダイアログボックスで設定された拍子の分母になる音価により決定されます。例えば拍子の裏拍は、〔拍子記号〕ダイアログボックスで、拍子の分母が3つの4分音符で設定されている場合には、各拍の2番目の8分音符が、同様に付点2分音符で設定されている場合は、2番目と3番目の4分音符が、裏拍にあたります。詳しくは、拍子記号をご参照ください。

〔MIDI〕ツールの各コマンドは、曲中の裏拍のみに適用することができます。例えば、裏拍のベロシティの値を増して、プレイバック時により堅固なリズム感を生み出すことができます。また、曲中の裏拍のみの発音位置をわずかに遅らせることにより、シュトラウス風のワルツのリズム感を再現することもできます。

強拍とは、小節の一番初めの拍を指します。裏拍とは、拍を2等分した場合の後半にあたる部分(3拍子系の場合は、小節を3等分した時の2番目と3番目の音符)を指していいます。弱拍は、強拍と裏拍以外の拍であり、その音価は、拍子の分母により異なります。(上図の一番上の例では4分音符が、2番目の例では2分音符、3番目の例では付点2分音符が拍子の分母にあたります。)

 

裏拍のベロシティを変更するには

〔MIDI〕ツールによる編集データをコピー/消去するには

 

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