〔スタジオ表示〕は、Finaleの3つの楽譜表示形式のうちの1つです(他の2つはスクロール表示とページ表示です)。スクロール表示と同様に、スタジオ表示では、楽譜は横方向に続く巻き物のような一段のスコア譜で表示されます。「スタジオ」という名前が示すように、表示を最適化するだけでなく、実際にプレイバックしながらリアルタイムでコントロールできます。スクロール形式にすると、楽譜を完全かつ合理的に表示すると同時に、コンピュータのリソースを最も効率的に使用できます。スタジオ表示では、左側にパート・コントローラーが常に表示され、これらのコントローラーを使ってリアルタイムで調節できます。各コントローラーの隣に、対応するパートが自動的に表示されます(このコントローラーはFinaleのミキサー画面に表示されるコントローラーと同じです)。ボリューム、パン、プログラムチェンジ、ミュート、ソロ、レコーディングなどのコントローラーがあります。Finaleで演奏を聴きながらリアルタイムで調節できます(各パート・コントローラーはミキサーおよびスコア・マネージャーと動的にリンクしているため、ひとつを変更するとすべてに一律に更新されます)。
スタジオ表示では、一番上の五線の上にテンポタップ譜も表示されます。デフォルトでは、拍子記号で指定されている基準の拍の音符が表示されています。ステップ入力ツールか高速ステップ入力ツールで拍の音符を変更して、テンポ・タップでテンポをレコーディングするときの精度を高めることができます。
スタジオ表示に切り替えるには、
Finale User Manual Home
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