〔環境設定－編集〕で〔自動スペーシング〕にチェックが入っている場合、スコア譜もしくはパート譜を編集すると、楽譜の小節幅やレイアウトが自動的に更新されます（音符を入力すると、Finaleの自動調整機能が、スコア譜とそれにリンクしたパート譜に適用されます）。〔小節〕ツールや〔選択〕ツールを使用して、スペーシング、小節幅、組段構成を手動で編集すると、現在編集中の楽譜にのみ、その変更が適用されます。

特定の小節領域へのスペーシングの適用は、ひとつのパート譜だけでなく、同時に複数のパート譜へ実行することができます。

同時に複数のパート譜の特定の小節領域へスペーシングを適用するには

1. 〔選択〕ツールを選択します。
2. 小節範囲を選択します。
3. 〔ユーティリティ〕メニューの〔スペーシング〕から〔対象楽譜を選択してスペーシングを適用〕を選択します。〔スペーシング対象楽譜の選択〕ダイアログボックスが表示されます。
4. スペーシングを適用したいパート譜を選択します。
5. ダイアログボックスの下にあるラジオボタンで、適用するスペーシングの種類を選択してください。
6. 〔OK〕をクリックします。選択したパート譜の選択中の領域に、スペーシングが適用されます。

〔自動スペーシング〕が有効になっている場合、〔ファイル別オプション－スペーシング〕ダイアログボックスでの設定が、すべてのパート譜とスコア譜へ適用されます。〔自動スペーシング〕が無効になっている場合は、レイアウトの変更は現在編集中の楽譜にのみ適用されます。

Note: 〔高速ステップ入力編集枠〕で、または〔音符配置〕ツールを使用して、音符の水平位置の手動変更をおこなった場合、その変更はスコア譜とリンクしたパート譜に適用されます。

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