現在地: 機能マニュアル > プログラムのデフォルト構成 > Finaleのファイル拡張子およびアイコン

Finaleのファイル拡張子およびアイコン

Finaleには様々な種類のファイルが存在し、それぞれに拡張子とアイコンがあります。下記の表には、Finaleで作業をおこなう際に取り扱う各種ファイルの説明が記載されています。Finale 2014で導入された新しいファイルタイプにはアスタリスク(*)が付いています。

現バージョンのFinaleで使われているファイルタイプ

ファイル拡張子/アイコン

説明

作り方

開き方

.MUSX*

Finale楽譜ファイル

Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルです。

〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。

ダブルクリックするか、〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。または、Finaleプログラムにファイルをドラッグします。

.MID

MIDI ファイル

スタンダードMIDI シーケンサー・ファイルです。Finale以外の大半のシーケンサー・ソフトで読み取ることができます。

〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔スタンダードMIDIファイル〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕で〔スタンダードMIDIファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

Finaleテンプレートファイル

Finaleファイル作成時のひな型として使用できるファイルです。

〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。ファイルを「Templates」フォルダに保存します。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択するか、〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔テンプレートからの新規ファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。または、Finaleプログラムにファイルをドラッグします。

.LSN

レッスン・ファイル

このファイルには、トレーニング・ウィザードによって作成される練習譜例の内容や使用楽器などが定義されています。

〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔トレーニング・ウィザード〕を選択します。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔レッスン・ファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.XML

MusicXMLファイル

他の音楽ソフトで開くことのできる、XML形式の楽譜ファイルです。

〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MusicXML〕を選択します。

〔ファイル〕メニューの〔インポート〕から〔MusicXML〕を選択します。または、FinaleプログラムにMusicXMLファイルをドラッグします。

.MXL

圧縮MusicXMLファイル

MusicXMLファイルの圧縮版です。

〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔MusicXML〕を選択します。

〔ファイル〕メニューの〔インポート〕から〔MusicXML〕を選択します。または、FinaleプログラムにMusicXMLファイルをドラッグします。

.SMPX*

SmartMusic伴奏ファイル

Finaleで作成したファイルをSmartMusicで使用できるようにするファイル形式です。

SmartMusic伴奏ファイルを保存する準備ができたら、〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔SmartMusicファイル〕を選択します。

SmartMusicの〔ファイル〕メニューから〔Open SmartMusic Accompaniment〕を選択し、Finaleで作成したファイルの保存場所に移動して、.SMPXファイルをダブルクリックします。

.BAKX*

バックアップファイル

Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルのバックアップです。

〔環境設定〕ダイアログボックスで〔ファイル保存する時にバックアップを作成〕が選択されている場合に作成されます。

Finale上で〔ファイル〕メニューから、〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔すべてのファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.ASVX*

自動保存ファイル

Finale標準(楽譜)ファイルの自動保存されたバックアップファイルです。

〔環境設定〕ダイアログボックスで〔バックアップファイルを〜分ごとに作成〕が選択されている場合に作成されます。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔すべてのファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.FXT

プラグイン・アプリケーション

Finaleの能力を増強するための、Finaleでのみ動作するプラグイン拡張子です。

Finaleフォルダには、多数のプラグインがインストールされています。

FXTファイルを個別に開くことはできません。Finaleの起動時に、使用できるプラグインが読み込まれます。

.LIB

Finaleライブラリ

Finaleライブラリには、コードネーム、アーティキュレーションなどの記号や、文字発想記号、ファイル設定やスペーシングなどの様々な種類の設定情報が収められています。

〔ファイル〕メニューから〔ライブラリを保存〕を選択します。

〔ファイル〕メニューから〔ライブラリを開く〕を選択します。

.FAN

Finaleフォント付加情報ファイル

記譜フォントでキャラクタを表示する際、適切なスペーシングにするために使われるファイルです。

FANファイルはFinaleで自動作成されます。〔フォント付加情報〕ダイアログボックスで作成、編集することもできます。

〔フォント付加情報〕ダイアログボックスで〔開く〕をクリックします。

.TMP

Finaleテンポラリファイル

Finaleが作業用に作成するテンポラリファイルの1つです。通常の状態では、テンポラリファイルは見えません。

Finaleで作業をしている間(または適切にFinaleを終了せずにコンピュータが停止した後)のみテンポラリファイルは存在します。

テンポラリファイルを開くことはできません。

.CLP

クリップファイル

クリップファイルは、Finaleのファイルからコピーした楽譜のモチーフ、パッセージ、セクションなどを格納しています。

〔選択〕ツールをクリックし、小節の領域を選択します。Optionキーを押しながら、〔編集〕メニューから〔クリップファイルにカット〕または〔クリップファイルにコピー〕を選択します。ファイルに名前を付けて〔保存〕をクリックします。楽譜のコピーをご参照ください。

〔選択〕ツールをクリックし、小節の領域を選択します。Optionキーを押しながら、〔編集〕メニューから〔クリップファイルより挿入〕を選択します。開きたいクリップファイルをダブルクリックします。

.TRK

トラック/五線割り当てファイル

このファイルは、MIDI ファイルのシーケンサー・トラック/チャンネルを、どのようにFinaleファイル上の五線へ割り当てるかの情報を格納しています。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択し、MIDIファイルをクリックして、開きいファイルをダブルクリックします。〔トラックを五線に割り当てる〕のリストをクリックし、トラック/五線の構成を作成し〔保存〕をクリックします。詳しくはトラック/チャンネルから五線への割り当てダイアログボックスをご参照ください。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択し、MIDIファイルをクリックして、開きいファイルをダブルクリックします。〔トラックを五線に割り当てる〕のリストをクリックし、〔読み込み〕をクリックします。開きたいファイルをダブルクリックします。

 

旧バージョンのFinaleで使われていたファイルタイプ

ファイル拡張子/アイコン

説明

作り方

開き方

.MUS

以前のFinale楽譜ファイル

Finale 2012まで使われていたFinale楽譜ファイルです。

〔ファイル〕メニューの〔エクスポート〕から〔Finale 2012〕を選択します。

ダブルクリックするか、〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。または、Finaleプログラムにファイルをドラッグします。(MUSファイルを開くとき、自動でMUSXに変換されます。)

.ETF

ENIGMAトランスポータブル形式

プレーンテキスト形式で作成された初期のFinaleの楽譜ファイルです。FinaleファイルをWindowsとMac間でやり取りする目的で使われていました。

ETFファイル作成機能は2007で終了しました。代わりにMUS、MUSX、MusicXML形式が導入されました。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔ENIGMAトランスポータブルファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。(ETFファイルを開くとき、自動でMUSXに変換されます。)

以前のFinaleテンプレートファイル

Finaleファイル作成時のひな型として使用できるファイルです。

〔ファイル〕メニューから〔別名で保存〕を選択します。ファイルを「Templates」フォルダに保存します。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択するか、〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔テンプレートからの新規ファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。または、Finaleプログラムにファイルをドラッグします。

.FPA

Finale performance assessment

SmartMusicに似たツールであるFinale Performance Assessmentで使用するためのファイル形式です。

Finale Performance AssessmentおよびFPAファイル作成機能は2007で終了しました。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔Finale Performance Assessment〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.SMP

以前のSmartMusicファイル

Finaleで作成したファイルをSmartMusicで使用できるようにするファイル形式です。

Finale 2014からSMPXに代わりました。Finale 2014ではSMPファイルを作成できません。

SmartMusicの〔ファイル〕メニューから〔Open SmartMusic Accompaniment〕を選択し、Finaleで作成したファイルの保存場所に移動して、.SMPファイルをダブルクリックします。

.BAK

バックアップファイル

Finaleの標準(楽譜)ドキュメントファイルのバックアップです。

〔環境設定〕ダイアログボックスで〔ファイル保存する時にバックアップを作成〕が選択されている場合に作成されます。

Finale上で〔ファイル〕メニューから、〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔すべてのファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.ASV

自動保存ファイル

Finale標準(楽譜)ファイルの自動保存されたバックアップファイルです。

〔環境設定〕ダイアログボックスで〔バックアップファイルを〜分ごとに作成〕が選択されている場合に作成されます。

〔ファイル〕メニューから〔開く〕を選択します。〔ファイルの種類〕ドロップダウンリストから〔すべてのファイル〕を選択します。開きたいファイルをダブルクリックします。

.NOT

ノートファイル

ノートファイルは、旧バージョンのFinaleの〔シーケンス採譜〕ウィンドウで記録したMIDI情報を格納します。

注:Finale 2014以降、〔リアルタイム入力〕ツールの〔シーケンス採譜モード〕は削除されました。

 

 

Finale User Manual Home
Finale 2014 for Mac

7615 Golden Triangle Drive, Suite M

Eden Prairie, MN 55344-3848