環境設定-保存と印刷
【このダイアログボックスを表示するには】
〔Finale 2014〕 > 〔環境設定〕を選択して、〔保存〕を選択します。
【機能について】
ここでは、Finaleにファイルを定期的に保存させたり、ファイルを保存する際にバックアップを作成させたり、Finaleの終了時に環境設定を保存させるかどうかを選択します。
- バックアップファイルを_分ごとに作成 作業中のファイルをハード・ディスクに保存する(〔ファイル〕メニューから〔保存〕を選択する)のを忘れてしまいがちな場合は、Finaleの自動保存機能が効果的です。この機能が有効になっていると、Finaleは複製されたファイル(現在作業中のファイルとは別のファイル)を一定の間隔で更新します。複製されたファイルは、〔ファイル別オプション〕ダイアログボックスの〔フォルダ〕ページで指定されたフォルダに保存されます。自動保存ファイルを作成する場合は、作業ファイルの複製ファイルの更新頻度をテキストボックスに分単位で指定し、このチェックボックスを選択してください。指定した時間ごとにFinaleがファイルを保存します(ただし、この機能ではFinaleの終了時にファイルの保存はおこなわれません。Finaleを終了するときには、必ず手動で保存するようにしてください)。ファイルを保存するとき、すでに自動保存されているファイルは自動的に削除されます。
- ファイルを保存する時にバックアップを作成 このオプションが選択されている場合、Finale は〔プログラム・オプション〕ダイアログボックスの〔フォルダ〕ページで指定されたバックアップフォルダに、ファイルのバックアップを自動的に保存します。フォルダが指定されていない場合は、オリジナルのファイルと同じフォルダにバックアップファイルが保存されます。ファイルを保存するたびに、前のバージョンのファイルが バックアップとして保存されます。したがって、バックアップはつねに作業中のファイルの1つ前の状態のファイルということになります。初めてファイルを保存するときには、バックアップは作成されません。また、ファイルを別名で保存したときもバックアップは作成されません。
- Finaleの終了時に環境設定を保存 このオプションはデフォルトで選択されています。選択されている場合、Finaleはアプリケーションを終了する度に、自動的に初期設定ファイルを保存します。手動でコマンド実行したときにだけ初期設定ファイルを保存したい場合は、このオプションの選択を解除してください。この場合、Finaleは〔ファイル〕メニューの〔環境設定の保存〕コマンドが選択されたときにのみ、初期設定ファイルを保存します。
- ページ・レイアウト・ツールで設定した用紙の方向設定を印刷時の用紙の方向設定に自動的に反映させる このオプションは初期状態で選択されています。このオプションが選択されている場合、Finaleファイルで設定した用紙の方向設定(縦または横)がプリンタの設定に優先します。リンクしたパート譜の印刷など、ほとんどの一般的な印刷処理で便利な機能ですが、場合によっては、このオプションを無効にする必要があります(印刷ダイアログボックスから分割印刷するには とブックレットをご参照ください)。
参照:
ファイル / 保存
環境設定ダイアログボックス