このダイアログボックスは、選択した音符の音価の値を特定の範囲内の値へ制限することができます。
ここでは音の始まりと音の終わりの値の変化を制限する最小値と最大値を設定することになります。音の始まりとは、記譜上の音符の発音の位置と実際に演奏した際に音符が発音される位置との差を意味します。また、音の終わりとは、記譜上の音符の長さの終わる位置と実際に音符の演奏を止めた位置との差を意味します。
この場合、制限する最小値と最大値は、EDU単位(4分音符が1024 EDUに相当します)で入力します。2つのテキストボックスに「0」を入力すれば、選択範囲の音符の音の始まりと音の終わり(アタックとリリースタイム)は、記譜されたものに完全に一致してクォンタイズされ、リズム上完全に正確にプレイバックされます。2つのテキストボックスには、正または負の値を入力でき、音の始まりと音の終わりの変化値を、記譜された音価から設定したEDU値の範囲内に制限することができます。
参照:
Finale User Manual Home
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