このダイアログボックスでは、選択範囲のすべての音符の音価を不規則に変化させる設定をおこなうことができます。この機能は、プレイバックを(あえて)不完全な感じの演奏に近づけたい場合などに便利です。また、各音符の音の始まり(アタックタイム)の位置を不規則にわずかに変更することにより、MIDIインストゥルメントへあまりに多くのデータが、同時に送信されることにより生じる、プレイバック上の問題を解決することができます。(〔不規則に変更〕コマンドは、〔MIDIツール〕メニューで〔連続的データ編集〕が選択されている場合は、利用できません。)
一般的にいって、その曲のリズム上でもっとも平均的な音符の1/16(またはそれ以下)のEDU値の設定が適切でしょう。極端に大きな値を指定すると、予測できない奇妙なリズムになってしまいます。例えば、正確に連続した8分音符(512EDU)のフレーズをもう少しリラックスした演奏にしたい場合などは、両方のテキストボックスにそれぞれ「32」と入力してみると効果的です。
参照:
Finale User Manual Home
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