聖歌楽譜

聖歌など拍子のない曲に見られるような、拍子記号のない楽譜を作成することができます。

小節内に音符と歌詞を配分するFinaleの機能を、「非定量」の記譜法にも存分に活用できます。音価とスペーシング値を表示し参照しながら楽譜を作成し、最後に非定量の楽譜に仕上げます。仕上げの時点で、符尾、小節線、拍子記号等を非表示にします。下記の方法を利用して、叙唱、カデンツァ、メリスマフレーズ、現代的聖歌などの「自由」な演奏部分を記譜することができます。始める前に、下記のオプションを一通りお読みください。

ここでは、以下の操作方法について説明します。

  1. 歌詞楽譜用のファイルをセットアップする。
  2. 記譜要素を入力する。
  3. 五線と小節項目を非表示にする。

ステップ1:ファイルをセットアップする

ステップ2:記譜要素を入力する

ステップ3:五線と小節項目を非表示にする。

補足ヒント

  • 音符の入力が完了した後、拍図表(〔小節〕ツール)または〔音符配置〕ツール(〔道具箱〕ツール)を使って、各“小節”内の音符を正確に位置決めすることができます。
  • 符尾が不要な場合は、〔書類〕メニューから〔ファイル別オプション〕を選択し、左のカテゴリリストから〔符尾〕を選択して、〔通常の符尾の長さ〕〔短めの符尾の長さ〕を「0(ゼロ)」に設定します。
  • グレゴリオ聖歌の角型譜やイタリア式混合譜などの古典音楽の楽譜を作成する場合は、ネウマを含むフォントなど、サードパーティ製の代替フォントもご利用ください。

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