サウンド・マップ

Finaleをバージョンアップする場合、サウンドマップとサウンドマップ優先順位は新バージョンにコピーされません。該当ファイルを新バージョンに移行する方法については、「各種設定とサポートファイルを新バージョンに移行するには」をご参照ください。

「サウンド・マップ」とは、特定のサウンドライブラリに用意された音色サンプルの一覧を格納した内部ファイルです。Finaleの楽器データベースと音色サンプルを対応付けする働きをします。〔サウンド・マップの優先順位〕ダイアログボックスに、使用可能なサウンド・マップのリストが表示されます。このダイアログボックスを使って、プレイバックに使用する音源の優先順位を変更することができます。サウンド・マップがあれば、作成した楽譜の各楽器にプレイバック音源が自動で割り当てられます。例えば、セットアップ・ウィザードでFinaleファイルを新規作成して、スコア・マネージャーで楽器を追加、変更すると、特別な操作なしに自動的に楽器に音色が割り当てられます。

Finaleファイルを保存するとき、音色の割り当て設定も一緒に保存されます。別の音源がインストールされたコンピュータにFinaleファイルを移動した場合でも、そのコンピュータで使用できるサウンドライブラリを使って、瞬時にサウンドの割り当てをし直すことができます(MIDI/Audio / プレイバックサウンドの再割り当てを参照)。サウンド・マップに定義されていない楽器がFinaleファイルに含まれている場合は、代わりにGeneral MIDIサウンドが割り当てられます。例えば、ウクレレの代替サウンドはクラシックギター(GMパッチ25)です。

付属のGarritan音源だけでなく、MakeMusicが販売する他のAudio Units音源にもサウンド・マップが用意されています。詳しくは、Finale Knowledge Base(英語)をご覧ください。ただし、サードパーティ製サウンドライブラリ向けの新規サウンド・マップの編集、追加には対応していません。

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