リズムパターンの追加ユーティリティ
【このユーティリティを使用するには】
〔選択〕ツールをクリックして任意の範囲を選択し、〔ユーティリティ〕メニューから〔リズムパターンの追加〕を選びます。
【機能について】
このユーティリティを使用すると、多数のリズムパターンからどれかを選択して、そのリズムを表記したパーカッションパートを楽譜に追加することができます。用意されているリズムパターンには、パーカッション記譜のほかに、対応するパーカッションマップが含まれています。
- スタイル
ファイルに追加したいリズムパターンのスタイルを選択します。楽曲のテンポと拍子に合ったものを選択してください。例えば〔Jazz Waltz〕は3拍子の曲で選択します。選択範囲がリズムパターンの長さを超える場合、選択範囲の終わりまでリズムパターンがリピートします。このリストに入っている各スタイルは、「PrintMusic 2011/Plug-in Components/Drum Groove」フォルダにあるMIDIファイルと対応しています(PrintMusicインストール先フォルダの詳細を参照)。ダイアログボックスの中でも表示されているように、「Drum Groove」フォルダにパーカッショントラック(チャンネル10)のMIDIファイルを追加すれば、このリストに追加表示されます。その場合、MIDIファイルの名前がリストに表示されます。追加したMIDIファイルをこのリストから選択すると、リズムパターンとしてチャンネル10で使われます。
〔リズムパターンの追加〕ユーティリティは、チャンネル10以外のチャンネルにはMIDIデータを読み込みません。MIDIファイルに含まれるパーカッションの記譜がチャンネル10以外のチャンネルにある場合は、そのファイルをPrintMusic(または、MIDI編集をサポートする別のプログラム)で開いてから、パーカッション記譜の入ったパート(またはトラック)をチャンネル10に変更してください。
- リズムパターンを作成するパート リズムパターンを追加するパートを、ポップアップメニュー の中から選択します。
- 記譜スタイル:パーカッションマップに従った表記・通常の表記・スラッシュ表記 〔パーカッション・マップに従った表記〕は、パーカッション・マップ(各楽器を符頭と五線上の位置に割り当てたもの)とドラム譜を追加します。〔通常の表記〕は、通常の記譜法でリズムパターンを追加します。このオプションを選択すると、パーカッション・マップでなくMIDIノート番号に基づいて音符が表示されます。〔スラッシュ表記〕は、リズムパターンをスラッシュ表記にして楽譜に追加します。
- OK・キャンセル 〔OK〕をクリックすると、指定した設定に従ってファイルにリズムパターンが追加されます。〔キャンセル〕をクリックすると、リズムパターンを追加せずに楽譜上に戻ります。