MIDIメニュー
【このメニューを表示するには】
〔MIDI〕メニューはPrintMusicのメニュー・バーにつねに表示されています。
【機能について】
このメニューにはMIDIの設定と使用に関する項目が含まれています。
- プレイバックに
Audio Units
を使用 この項目をチェックするとAudio Unitsのセットアップ ダイアログボックスで指定されたインストゥルメントでプレイバックが再生されます。
- プレイバックにMIDIを使用 この項目をチェックするとMIDIセットアップ ダイアログボックスで指定されたMIDI機器またはサウンドフォントでプレイバックが再生されます。
- 楽器のセットアップこのサブメニューからAudio Unitsインストゥルメントの設定や楽器リストの調整がおこなえます。楽器のセットアップ サブメニューをご参照ください。
- Human Playback:使用しない・スタンダード・バロック様式…カスタム このポップアップメニューから、古典派、ロマン派、ジャズといったプレイバックスタイルを選択できます。PrintMusicは、選択されたスタイルに応じて人間の演奏をまねてプレイバックします。テンポ、音価、ベロシティなどMIDI演奏に加えられた調整その他のMIDI 属性は、PrintMusicの演奏全体に適用されます。Human Playbackは、選択されたスタイルの既存の発想記号、変形図形、その他の記号を解釈して演奏します。Human Playbackの設定は、MIDI ファイル(*.MID)、オーディオファイル(*.AIFF)にも適用されます。Human Playbackをオフにするには、このサブメニューから〔使用しない〕を選択します。
〔カスタム〕は、Finaleで作成されたHuman Playbackカスタム設定を含むファイルを開いた時のみ、アクティブ表示になります。この場合〔カスタム〕を選択することは可能ですが、カスタム設定を編集することはできません。
また、Human Playbackは、割り付けられている音符のアーティキュレーションを解釈しますのでご注意ください。アーティキュレーションなど音符に付ける記号を正しく解釈させるには、該当する音符に割り付ける必要があります(ブレス記号や中間休止記号のように、直前の音符に付けて右にドラッグする方法では正しく解釈されません)。アーティキュレーション および 発想記号 をご参照ください。Human Playbackが認識する記号の種類については、Human Playbackが認識する項目をご参照ください。
- スウィング:なし・軽め・標準・重め 現在編集中のファイルに適用させるスウィング値を選択 してください。
- デバイスのセットアップ このサブメニューからMIDIの設定やマイク採譜の設定などがおこなえます。デバイスのセットアップ サブメニューをご参照ください。
- オール・ノート・オフ MIDI 機器を使用していると、シンセサイザーの鍵盤が引っ掛かったような、あるいは誰かが鍵盤を押し続けているように音が鳴り続く、「MIDIロック」と呼ばれる状況が発生する場合があります。このコマンドを使用すると「鍵盤を放す」ように伝えるMIDI信号を送信しますので、シンセサイザーを鳴りやませることができます。技術的には、このコマンドはすべてのチャンネルのすべての音にノート・オフのコマンドを送信します。
- パンニングをリセット このコマンドを選択すると、オーケストラスペースに分散する楽器の効果を再現するため、パートごとにパン設定が自動調整されます。PrintMusicは、ソロ楽器からシンフォニックオーケストラまで様々な楽器構成を認識して、それに応じてミキサーのパンダイヤルを調節します。ここでは、Human Playback機能の解釈にもとづいてパンニングを設定します。
- 録音したままを再生 この項目を選択すると、リアルタイム入力時に取り込まれた音価やベロシティなどの微妙なゆれなどのニュアンスをプレイバックに反映させます。
- クリック音とカウントオフ リアルタイム入力 時のクリック音、またはプレイバックに対するカウントオフのオプションを設定します。また、プレイバック・コントローラーからも〔クリック音とカウントオフ〕ダイアログボックスを表示できます。詳しくはクリック音とカウントオフダイアログボックスをご参照ください。
- クォンタイズ設定 このメニュー項目を選択すると、〔クォンタイズ設定〕ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、〔リアルタイム入力〕ツールの使用時やMIDIファイルの取り込み時に、どれくらい小さい音価までを読みとるかなどを指定することができます。詳しくはクォンタイズ設定ダイアログボックスをご参照ください。