Finale Version 25.3 for Macの新機能
下のボタンをクリックし、指示に従いお進み頂くことでMac版Finale Version 25.3アップデータをダウンロードの上、インストールして頂けます。
リリース・ハイライト
- クレッシェンド/デクレッシェンドの開き幅 クレッシェンド/デクレッシェンド記号の長短に応じて開き幅を設定できるようになりました。設定は〔変形図形オプション〕ダイアログボックスで行います。
- MusicXML初期設定〔MusicXML初期設定〕ダイアログボックスに〔現在開いているファイルのレイアウト設定を有効にする〕が追加されました。
- ステップ入力カーソル〔環境設定-カラー表示〕ダイアログボックスで設定されるレイヤー別カラーが、ステップ入力カーソルにも反映されるようになりました。
- 特殊な調号〔変化記号リスト〕ダイアログボックスに〔記号〕ボタンが追加されました。〔キャラクタ選択〕ダイアログボックスから記号を選択することにより、特殊な調号で設定する変化記号にUnicode音楽記号を使用することができます。
- 実音表示時にもオクターブ移調の状態を保つ 〔書類〕メニューに、オクターブ単位で移調するC調楽器用の新しいオプションが追加されました。書類メニューを参照してください。
- 小節番号バー スクロール表示とスタジオ表示時の画面上部に小節番号バーが表示されるようになりました。環境設定-新規ダイアログボックスを参照してください。
- MusicXML初期設定 〔MusicXML初期設定〕ダイアログボックスに〔現在開いている未入力ファイルを使う〕が追加されました。
- テンプレート 新しいテンプレート「Marching Band Tabloid」と「Studio Orchestra」が追加されました。「Drum Corps」と「Marching Band Letter」が更新されました。
- Finaleユーザー・マニュアルにて新機能と改善点の一覧表をご覧ください。
- グラフィック 〔グラフィック出力〕ダイアログボックスで、背景を透明するかどうかを選択でるようになりました。True Black(黒)で出力されます。
- ハイフン 〔ファイル別オプション-歌詞〕ダイアログボックスで、歌詞に使用するハイフンキャラクタを指定できるようになりました。
- 調号ダイアログボックス 調号ダイアログボックスのスクロールバーが改良されました。
- MusicXML.
- 〔ファイル〕 > 〔エクスポート〕 > 〔MusicXML(リンクしたパート譜)〕でパート譜をエクスポートできるようになりました。
- 「Let Ring」の音符についたタイがMusicXMLにエクスポートされるようになりました。
- Engraverフォントセットの括弧がMusicXMLで正確にエクスポートされるようになりました。
- センタリングした変形図形がMusicXMLで正確にエクスポートされるようになりました。
- 括弧内にオルタード・テンションを指定したサフィックスを持つコードがMusicXMLで正確にエクスポートされるようになりました。
- MaestroTimesフォントがMusicXMLでエクスポートできるようになりました。
- ページに割り付けられたテキスト内の臨時記号のMusicXMLエクスポートでの再現性が向上しました。
- MusicXMLがFinaleの「長休符部分に表示」「長休符部分は小節番号を表示」を反映するようになりました。
- Engraverテキストの矢印キャラクターがMusicXMLでエクスポートできるようになりました。
- MusicXMLが楽器が指定されていないタセット・パートをエキスポートできるようになりました。
- 全パートミュート、全パートソロ スコア・マネージャーの〔M〕と〔S〕をクリックすることにより、ミュートとソロの個別選択と全選択を簡単に切り替えることができます。
- パレット Mac OS X 10.12でツールパレットが正しくサイズ変更されます。
- プレイバック・コントローラー
- ReWireモード時にFinaleのプレイバック・コントローラー(テンポを含む)を使用できるようになりました。
- プレイバック・コントローラーに〔ReWireマスターのテンポに追従する〕が追加され、FinaleのテンポマップとDAWのテンポのどちらかを選択できます。
- プレイバック・コントローラーに〔Sync〕ボタンが追加されました。DAWを使ってプレイバックするとき、このボタンを使って楽譜データを更新します。
- 終了反復記号括弧の位置 ファイル別オプションの〔反復記号括弧の設定〕ダイアログボックスで、終了反復記号括弧の位置を選択できるようになりました。
- ReWire ReWireモード時にリアルタイム入力ツールを用いた際の警告表示に「再び表示しない」チェックボックスが追加されました。
- 拍子記号ダイアログボックス 「1小節内の拍数」「拍の音符の種類」のインターフェイスが改良されました。
- グラフィック 〔グラフィック出力〕ダイアログボックスで、背景を透明するかどうかを選択でるようになりました。選択した場合はTrue Black(黒)で出力されます。
- 書類ウィンドウ MacOS Sierraの 自動タブ表示機能と自動ウィンドウスナップ機能に対応しました。
修正点
臨時記号
- 異なるレイヤー間で不要な臨時記号を非表示にすることができます。
小数点記号
- 地域によって異なる小数点記号を、Finaleの各種ダイアログボックスで正しく認識できるようになりました。
ダイアログボックス
- マクロ機能作成の警告で文字列が切り捨てられることがなくなりました。
- 〔パート譜の書き出し〕ダイアログボックスの文字列の位置揃えを修正しました。
- 〔表示させる連続的データ〕ダイアログボックスの文字列の切り捨てを修正しました。
異名同音の表記
- 〔異名同音の表記〕初期設定がセッション間で維持されます。
Human Playback
- 開いているファイルを切り替えたとき、Human Playbackのスウィング値が0にリセットされることがなくなりました。
- 曲の末尾の反復記号にリタルダンドが設定されている場合、Human Playbackカスタム・スタイルでの〔終止線〕の選択は、最後の通過回にのみ影響します。
小節番号の範囲
- 〔小節〕>〔小節番号:範囲の編集〕>〔スタイル〕>〔経過時間〕を選択した場合、一インスタンスの時間のみ表示されます。
MusicXML
- 存在しない開始小節を参照するスラーを有するファイルをFinaleでエクスポートしても、どのスラーも完全な状態でFinaleに再インポートされます。
- パーカッション楽器にプレイバックが割り当てられていない場合でも、MusicXMLエクスポートは成功します。
- MusicXML一括エクスポート時のログ作成がオンになっているとき、処理命令が含まれるようになりました。
- テンポ0の発想記号はMusicXMLにエクスポートされません。
- MusicXML形式のSibeliusパーカッション楽器は、五線の正しい線にインポートされます。