新規作成する楽譜ファイルでGarritanインストゥルメントを使用するには
〔ファイル〕メニューの〔新規作成〕から〔セットアップウィザードによる新規ファイル〕を選択 または、起動パネルで〔セットアップ・ウィザード〕を選択します。セットアップ・ウィザードの1ページ目が表示されます。
必要に応じて楽譜書式を選択して、〔次へ〕をクリックします。 「Garritan」と表示された楽器編成を選択すると、次のページでGarritanインストゥルメントが自動的に読み込まれます(楽譜書式 を参照)。セットアップ・ウィザードの2ページ目が表示されます。
〔楽器セット〕 ポップアップメニュー から〔Garritan Instruments for Finale 2011〕を選択します。 下のリストにGarritanインストゥルメントの一覧が表示されます(前のページでGarritan楽器編成を選択した場合は、〔楽器セット〕の選択内容にかかわらず、右の楽器欄にはGarritan音源が追加されます)。
左のリストから楽器のカテゴリを選択します。中央のリストで、追加したい楽器をダブルクリックします。 選択した楽器が右のリストに追加されます。右側の上下の矢印をクリックすると、楽器の配置順を手動で変更できます(または、〔楽器配置〕ポップアップメニュー から既定の順序を選択してください)。
〔次へ〕をクリックします。
タイトル、作曲者、著作権情報などの情報を入力して、〔次へ〕をクリックします。 セットアップ・ウィザードの最終ページが表示されます。
必要に応じて追加の設定をして〔完了〕をクリックします。以上でセットアップ・ウィザードを使った設定は完了です。
新しい楽譜ファイルが画面に開きます。各パートはGarritan音源を使ってプレイバックするように自動で設定されています。Garritan音源の設定に関する詳細は、Garritanインストゥルメントのセットアップ をご参照ください。
Garritanインストゥルメントでプレイバックする楽譜を作成するときは、各楽器の音域から外れないように注意してください。音域から外れた音符はプレイバックされません。各楽器の音域の一覧は、GPO Finale Editionの楽器について をご参照ください。
Garritanインストゥルメントの中にはキースイッチを持つものがあります。キースイッチとは、対象楽器の音域外に設定されたノートで、パッチチェンジ(アルコからピチカートへの変更など)をトリガーする働きをします。キースイッチの一覧は、GPO Finale Editionの楽器について をご参照ください。発想記号としてキースイッチを追加するには もご参照ください。
注: Human Playbackをオンにすると、"arco"、"pizz"などの文字を認識して自動的にキースイッチが追加されます。詳しくは「GPOとHuman Playbackのチュートリアル」をご参照ください。
注: GPOの設定はクロスプラットフォームに対応していません。すなわち、Finale GPOを使うように設定したファイルを別のプラットフォーム(MacからWindows、またはWindowsからMac)で開くときは、GPOサウンドを手動で読み込む必要があります。詳しくは下記をご参照ください。