Unicodeフォント
Unicodeとは、単一フォントで多くの文字や記号を構成することを可能にする文字符号化方式です(UnicodeおよびUnicode規格の詳細については、UnicodeコンソーシアムのWebサイトをご覧ください)。
FinaleでUnicodeフォントを使用すると、ロシア語、中国語など、ラテン文字を使用しない言語の文字を入力できます。通常は〔歌詞〕ツール、〔テキスト〕ツール、または〔発想記号〕ツールを選択して、Unicodeフォントを使った文字を入力します。また、個別に挿入する記号としてUnicode文字を1つずつ入力できます。他のアプリケーションでコピーしたUnicode文字をFinaleにペーストすることもできます。
- Finaleの新しいバージョンは、各国語のキーボード設定に対応しました。他の入力ソースを使って直接Finaleに入力することができます(設定方法については、オペレーティングシステムのマニュアルをご参照ください)。
- 〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスでは、キャラクタを選択して1つずつ挿入できます。〔テキスト〕ツール、〔歌詞〕ツール、または〔発想記号〕ツールを選択し、〔文字〕メニューの〔挿入〕から〔キャラクタ〕を選択してダイアログボックスを開きます。〔キャラクタの選択〕ダイアログボックスが開いているときは、いつでもキャラクタを挿入できます。
- 他のアプリケーションまたはオペレーティングシステムの文字ビューアからUnicode文字をコピー&ペーストするときは、双方で同じフォントが選択されていることを確認してください。文字が正しく表示されない場合は、〔ユニコードキャラクタを別のフォントで代用〕にチェックが付いているかを確認してください。