タイプ:SmartMusicマーカー SmartMusic伴奏ファイル形式(*.SMP)でファイルを保存する場合は、このオプションを選択すると演奏用のマーカーを作成できます(フェルマータ、中間休止記号などのポーズ記号のほか、反復記号、Intelligent Accompanimentレベルなど)。〔編集〕メニューの〔SmartMusicマーカーの追加〕を使えば、簡単にSmartMusicマーカーを追加できます。〔SmartMusicマーカーの追加〕は、ユーザーに代わって適切な発想記号を自動で作成するコマンドです。このコマンドを使わずに手動で追加したい場合は、ここの〔タイプ〕で〔SmartMusic Studio マーカー〕を選択してください。SmartMusicのマーカーが入った発想記号は、ソロパートに割り付けます。ソロを伴わないアンサンブル曲としてファイルを保存する場合は、SmartMusicのマーカーが入った発想記号を譜面の一番上のパートに割り付けてください。反復記号などいくつかのマーカーは、〔文字発想記号の設計〕ダイアログボックスにある〔注記〕テキストボックスに追加のパラメータを指定する必要があるのでご注意ください。
SMSマーカー:Wait for End of Note このオプションを選択すると、SmartMusicの側では、ソロ演奏者が音程の持続を停止した時点で伴奏を再開します。発想記号に〔Wait for End of Note〕マーカーを設定し、ソロパートで音程が持続する位置にこの発想記号を置いてください。次に、ソロ演奏者が音を停止するのを受けて伴奏を再開させる位置に、〔Resume〕マーカーとして定義した発想記号を置きます。ソロ演奏者が音の持続を停止すると、SmartMusicは次のResumeマーカー位置で伴奏を再開します。
SMSマーカー:Wait for Note On このオプションを選択すると、SmartMusicの側では、ソロ演奏者が特定のピッチを演奏した時点で伴奏を再開します。発想記号に〔Wait for Note On〕マーカーを設定し、伴奏の一時停止位置にこの発想記号を置いてください。次に、ソロパートの演奏開始を受けてSmartMusicに伴奏を再開させる位置に、〔Resume〕マーカーとして定義した発想記号を置きます。特定のピッチが演奏されると、SmartMusicは伴奏を再開します。
SMSマーカー:Wait for Foot Pedal このオプションを選択すと、SmartMusicの側では、フットペダルメッセージを受信した時点で伴奏を再開します。発想記号に〔Wait for Note On〕マーカーを設定し、伴奏の一時停止位置にこの発想記号を置いてください。次に、SmartMusicに伴奏を再開させる位置に、〔Resume〕マーカーとして定義した発想記号を置きます。演奏時、演奏者がフットペダルを踏むと伴奏が再開します。このマーカーは、ソロ演奏と伴奏を同時に再開させる場合や、(カデンツァなどの後)演奏者がソロ演奏を始める前に伴奏を再開させる場合に使用します。
SMSマーカー:Resume このオプションは、ポーズの終点(すなわち伴奏再開のトリガーとなる位置)を指定する働きをします。発想記号に〔Resume〕マーカーを設定し、SmartMusicに伴奏を再開させる位置(ソロパート上の位置)にこの発想記号を置いてください。どのようなトリガーで伴奏を再開するかは、〔Wait for〕マーカーの種類によります。〔Wait for End of Note〕マーカーの後に〔Resume〕マーカーを置くと、音の持続が停止した時点で伴奏を再開します。〔Wait for Note On〕マーカーの後に〔Resume〕マーカーを置くと、〔Resume〕マーカーの付いた音符のピッチが鳴った時点で伴奏を再開します。〔Wait for Foot Pedal〕マーカーの後に〔Resume〕マーカーを置くと、フットペダルメッセージを受信した時点で伴奏を再開します。
SMSマーカー:Reset Tempo このオプションを選択すると、SmartMusicの側では、テンポ発想記号などのテンポ表示に定義されたテンポで伴奏を再開します。このマーカーを選択すると、SmartMusic のIntelligent Accompaniment機能で設定されたテンポ調整が削除されます。〔Reset Tempo〕は通常、〔Resume〕マーカーと同じ位置か、演奏者が楽譜に記載のテンポ(a tempo記号など)に戻る位置に置きます。
SMSマーカー:Opt. Octave Up 1 このオプションを選択すると、SmartMusicは、本来のオクターブより1オクターブ高い音の演奏として認識します。
SMSマーカー:Opt. Octave Down 1 このオプションを選択すると、SmartMusicは、本来のオクターブより1オクターブ低い音の演奏として認識します。
SMSマーカー:Rehearsal Mark リハーサルマークを指定するには、このオプションを選択してから、〔文字発想記号の設計〕ダイアログボックスの〔注記〕テキストボックスに文字(A, Bなど)を入力します。SmartMusicでは、リハーサルマークの付いた任意の位置から伴奏を開始することができます。なお、リハーサルマークは小節の1拍目に置いてください。