無調の楽譜では調号を使用しません。代わりに、それぞれの音符が必要に応じて臨時記号を表示します。
Finaleでは、楽曲をC Major(ハ長調)に設定することで簡単に無調の楽譜を作成することができます。ハ長調の全音階以外の音符にはすべて臨時記号がつきます。ただし、トランペットなど移調楽器を使用している際に問題が生じます。Finaleは自動的にトランペットのパートを無調ではなく、D Major(ニ長調)に設定してしまいます。
この問題を解決するには、これらの移調楽器のパートに対して、Finaleの“自動パート移調機能”を無効にし、次の方法を使用してください。
基本的な考え方としては、音符を実音で入力しておいて、印刷する直前に調号を修正して移調するという作業になります。
無調の移調楽器パートを作成するには
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