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シーケンス採譜モード

Note. シーケンス採譜モードを使わずに連続的データが記録できるようになりました。標準のリアルタイム入力で連続的データ(サスティーンペダル、ピッチベンドなど)を記録できます。詳しくは、連続的データのレコーディングダイアログボックスをご参照ください。

シーケンス採譜モードはリアルタイムの演奏を採譜するためのもう1つのモードです。生演奏でレコーディングされた内容を採譜する際に使用されます。

シーケンス採譜モードはリアルタイム入力と違って、曲を演奏し終わった後にその内容がシーケンサーのようなグラフィックウィンドウに表示されます(これを異なるファイルに保存して後で表示させることもできます)。詳しくはシーケンスの採譜をご参照ください。クォンタイズ設定ガイド.もあわせてご覧ください。

シーケンス採譜モードは、“シーケンサー”の仕組みで使用されるいくつかの要素を応用して、演奏を採譜します。リアルタイム入力で使用される、メトロノームまたはタップによって規定されるテンポとは違って、シーケンス採譜モードでは、レコーディングが終わってから(あるいは事前でも、演奏途中でも)これらのタップを規定できます。1回で思ったような結果が得られなかった場合でも、演奏し直すことなしに採譜設定やクォンタイズ設定などを様々に変えて採譜を再実行することができます。詳しくはクォンタイズ設定ダイアログボックスをご参照ください。

コンピュータでMIDIを扱う場合、シーケンサーを使用した経験がない方には耳慣れない用語が使用されることがあります。“クォンタイズ”という用語もそれに該当するのではないでしょうか。Finaleは人間よりも格段に正確なリズム感を持っており、4分音符の1024分の1まで細分化されたリズムを聞き取ることができます。それをそのまま記譜したのでは人間にはかえって見にくい楽譜になってしまうため、Finaleは演奏されたそれぞれの音符を一番近い8分音符、4分音符あるいは指定された音価として採譜します。この作業をクォンタイズと呼びます。もしクォンタイズを適用しない場合、楽譜上は128分休符やたくさんのタイや64分音符の山で埋め尽くされてしまうでしょう。

MIDIデバイスのコントローラーは音楽になんらかの形で修正を加えます。ボリューム、サスティーンペダル、ピッチベンド、モジュレーションホイール、ブレスコントローラーなどがその例です。シーケンス採譜モードを使用して採譜する場合、これらのどのデータでもレコーディングできます。さらに、〔MIDI〕ツールを使用してこれらのコントローラー・データを視覚的に編集することができます。詳しくは連続的データをご参照ください。

【特別なマウス操作】

 

 

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