Human Playbackの部分適用プラグイン
【このプラグインを使用するには】
〔プラグイン〕メニューの〔プレイバック〕から〔Human Playbackの部分適用〕を選択します。
【機能について】
このプラグインを使うと、楽譜の一部分にHuman PlaybackスタイルやHuman Playbackの特定の音楽要素を適用できます。例えば、ジャズの曲の中にラテンセクションが入る場合にこのプラグインを使うと、曲の他の部分にはスタイルの〔ジャズ〕を使用して、ラテンセクションには〔ラテン〕を選択することができます。ドロップダウンリストからスタイルを選択できるだけでなく、〔プレイバック設定〕ダイアログボックスのHuman Playbackと同じ項目を使って、様々な方法でプレイバックを微調整することもできます。
設定が完了して〔適用〕をクリックすると、選択した範囲にMIDIデータが追加されます(Human Playbackをオンにして選択範囲をプレイバックし、かつMIDIデータを記録したのと同じ効果になります)。なお、このプラグインを使用すると、選択範囲に存在していたMIDIデータは上書きされるので注意してください。このプラグインで設定した範囲に対してプログラム全体の設定を適用するには、〔Human Playbackの部分適用の初期設定〕ダイアログボックスを使います。このプラグインは小節の一部分には適用できません。
- 既存のスタイルを適用 定義済みのHuman Playbackスタイルを選択範囲に適用するには、このラジオボタンをクリックして、ドロップダウンメニューからスタイルを選択します。
- 特定の項目のみ適用・選択 Human Playbackが認識する項目を指定して選択範囲に適用するには、〔特定の項目のみ適用〕を選択します。〔選択〕をクリックすると、詳細設定画面が表示されます。詳細設定ダイアログボックスをご参照ください。
- MIDIデータの削除 削除したいMIDIデータを指定するには、このラジオボタンを選択してから、目的の項目にチェックを付けます。例えば、楽譜の一部分について、発想記号、クレッシェンド記号など自分で楽譜に追加した記号をHuman Playbackに認識させたいとします。この場合、〔Human Playbackの部分適用の初期設定〕ダイアログボックスでHuman Playbackの解釈に独自のMIDIデータを組み込むように設定して、〔MIDIデータの削除〕の〔すべての連続的データ〕にチェックを付けます(ここに表示されている項目は〔Human Playbackの部分適用の初期設定〕ダイアログボックスと同じですが、このプラグインで割り当てたHuman Playbackにだけ適用される点が異なります)。
- リセット このボタンをクリックすると、ダイアログボックス内のすべての設定が初期値に戻ります。
- 初期設定 〔初期設定〕をクリックすると〔Human Playbackの部分適用の初期設定〕ダイアログボックスが表示され、Human Playbackによる楽譜の解釈や、MIDIデータの扱いについて設定できます。このダイアログボックスの設定はプログラム全体に関するものですが、設定内容は〔Human Playbackの部分適用〕プラグインでHuman Playbackを適用した小節範囲にだけ影響します。Human Playbackの部分適用の初期設定ダイアログボックスをご参照ください。
- 適用・閉じる 〔適用〕をクリックすると、現在の設定が適用されます。ダイアログボックスは開いたままになっているので引き続き設定ができます。〔閉じる〕をクリックすると、変更せずにダイアログボックスを閉じます。