Ambience Reverb
Note: ミキサー画面にあるリバーブコントロールは、VSTインストゥルメントには影響されません。MIDIプレイバックにのみ反映されます。Ambience Reverbの設定はグローバル設定なので、すべてのVSTインストゥルメントに適用されます。
リバーブとは、様々な演奏空間(広いコンサートホール、小規模なジャズクラブなど)の音響をコンピュータ上でシミュレートする機能です。FinaleでGarritanインストゥルメント(または他のVST楽器)のプレイバックにリバーブを設定するでは、Ambience Reverbというプラグインを使います。Ambience Reverbのオン/オフは、〔MIDI/Audio〕メニューから表示する〔VSTバンク/エフェクト〕ダイアログボックスでおこないます。
- 〔Ambience Reverb〕の隣の〔編集〕をクリックします。
〔Presets〕メニューから、いくつかの定義済みルームサイズ(舞踏場、コンサートホール、ジャズクラブなど)から選択できます。リバーブ設定のカスタマイズについては、Garritan Ambienceダイアログボックスをご参照ください。
Ambience Reverbを有効にしてプレイバックするときは、コンピュータ処理の負荷がかかります。プレイバック中に問題が生じたら、〔Ambience〕ウィンドウにある〔Quality/CPU〕の値を小さくしてみてください。リバーブのクオリティが低下する代わりに、コンピュータの負荷を減らすことができます。〔VSTバンク/エフェクト〕ダイアログボックスの〔Ambience Reverb〕チェックボックスをオフにして、リバーブ全体を無効にするという選択肢もあります。オーディオファイルとして保存したあとに、他のデジタルオーディオアプリケーションを使ってAmbience Reverbを適用することもできます。コンピュータの処理速度が高速でないためにリアルタイムでリバーブをかけるのが難しいときは、この方法を使うと便利です。詳しくはコンピュータリソースを効率よく使うためのヒントをご参照ください。
Ambience ReverbでなくGarritan ARIA Playerに内蔵のリバーブ機能を使うこともできます。
- 有効にする場合は、〔VSTバンク/エフェクト〕ダイアログボックスにある〔Ambience Reverb〕のチェックを外して、Ambience Reverbをオフにします。
- 次に、ARIA Playerの画面で、右側の〔Effects〕ボタンをクリックします。Ambienceのリバーブコントロールパネルが表示されます。このパネルを使って、共通のリバーブパラメータ(Decay、Diffusion、Sizeなど)を調整します。