ファイル・メンテナンス ダイアログボックス
【このダイアログボックスを表示するには】
〔書類〕メニューの〔データ・チェック〕から〔ファイル・メンテナンス〕を選択します。
【機能について】
このダイアログボックスでは、作業中のファイルから削除した項目の完全破棄と、ファイルの整合性テストをおこないます。
- 削除した項目の完全破棄 作業中のファイルから楽譜、小節、または音符などを消去した時、Finaleはそれらの内容をすぐには破棄しません。〔削除した項目の完全破棄〕のコマンドは、Finaleがこのように“覚えている”消去された音符、小節、休符などを完全に除去し、ファイルサイズを少なくします。〔先序した項目の完全破棄〕にチェックを入れて〔OK〕をクリックするとダイアログボックスが現れ、項目を消去するのに時間がかかる旨のアラートが表示されます。処理が完了すると、結果が表示されます。削除された項目ダイアログボックスをご参照ください。
- 重複したライブラリ情報の削除・文字発想記号・図形発想記号・アーティキュレーション・重複した記号でも異なるマクロキーが割り当てられている場合は保持する これらのオプションを選択すると、ライブラリから重複するアイテムを削除することができます。もし別のファイルから保存されたライブラリを開いたとき、そのライブラリに同一の発想記号やアーティキュレーションが含まれている場合、一括削除するのに有効な機能です。発想記号/アーティキュレーションの選択ダイアログを表示させて、重複しているアイテムを手作業ですべて削除するかわりに、このオプションを使うと便利です。重複した記号でも異なるマクロ・キーが割り当てられている場合は、〔重複した記号でも異なるマクロ...〕にチェックを入れてください。
- ファイル整合性テスト このオプションを選択すると、ファイルの整合性、特にFinale2001の初期バージョンによって保存されたファイルで発生する可能性があるデータの消失現象を検証し、修復を試みます。詳しくはファイル整合性テストの結果ダイアログボックスをご参照ください。
参照:
書類メニュー