〔環境設定-開く〕ダイアログボックスで〔削除した項目の完全破棄を行う〕と〔つねに削除した項目の完全破棄を行う〕にチェックを付けておくと、このダイアログボックスは自動的に開きます。
〔削除された項目〕ダイアログボックスを手動で開くには、次のようにします。
〔書類〕メニューの〔データ・チェック〕から〔ファイル・メンテナンス〕を選択します。〔削除した項目の完全破棄〕にチェックを付けて、〔OK〕をクリックします。
このダイアログボックスは、ファイルから削除されて、使われなくなった項目の一覧を表示します。例えば、Finaleファイルには、そのファイルで使われるフォントのリストおよびフォント情報が保存されています。あるテキストブロックを削除した結果、特定のフォントが使われなくなった場合、そのフォントへの参照も不要になります。「削除した項目の完全破棄」という処理では、テキストをすべて点検し、現在使われているフォントとフォントリストとを照合して、使われなくなった不要なデータを削除します。この処理の結果が〔削除された項目〕ダイアログボックスの一覧に表示されます。
この処理を実行しなければ、不要になったデータが次第にファイルに蓄積して、不必要にファイルサイズが大きくなることがあります。
参照:
Finale User Manual Home
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