ファイル別オプション－旗

【このダイアログボックスを表示するには】

〔書類〕メニューから〔ファイル別オプション〕を選択し、〔旗〕を選択します。

【機能について】

これらのオプションにより、旗のタイプや表示位置を全体的に設定することができます。それぞれのタイプの旗に対して、別のキャラクタを使用するように設定することもできます。

• 通常の旗・直線の旗　〔通常の旗〕をクリックすると、Finaleで通常使用される旗用のキャラクタが使用されます。〔直線の旗〕をクリックすると、符尾にまっすぐな旗が表示されます（水平あるいは傾斜した旗が用意されています）。直線の旗を使用する場合は、あらかじめ〔フォント〕オプションで「Kousaku Percussion」フォントを指定しておく必要があります。
• 旗の位置調整：上向き符尾の第1旗・下向き符尾の第1旗・上向き符尾の第2旗・下向き符尾の第2旗・16分音符の上向き旗・16分音符の下向き旗・直線の上向き旗・直線の下向き旗；横・縦　　位置調整をおこないたい旗の種類をドロップダウンリストポップアップメニューから選択し、〔横〕〔縦〕の各テキストボックスに数値を入力してください。旗にKousakuやMaestro以外のフォントを使用していると、旗の位置調整が必要になる場合があります。
• 旗の間隔　このテキストボックスには、旗同士の間隔を入力してください。旗にKousakuやMaestro以外のフォントを使用している場合は、この数値の変更が必要になる場合があります。〔旗の間隔〕のKousakuの場合のデフォルト値は1スペース（24EVPU）です。これはテッド・ロス氏が「Teach Yourself The Art of Music Engraving & Processing」という著作の中で定義した値です。しかし、Sonataなどの他の記譜用フォントでは、旗は1スペース間隔で配置されるようには設計されていません。そこでFinaleでは、旗付きの音符を表記する際に、8分音符と16分音符が正しく同じ高さになるように調整するための機能が用意されています。このオプションを使うと、音符と各旗の間の距離を広くしたり狭くしたりすることができます。例えばSonata フォントを使っている場合に、旗の間のスペースが均等に配分されるように調整するには、〔旗の間隔〕テキストボックスの値を1スペースよりも若干小さい数値に設定する必要があります。この設定値は、旗のキャラクタの形によって変動します。
• 16分音符以下のグループの位置合わせ　このテキストボックスでは、第1旗と32分音符、またはそれ以下の音価の音符（第2旗）の間の距離を指定します。数値が大きくなると第2旗と第1旗の間の距離はより大きくなり、数値が小さくなると第2旗と第1旗の間の距離はより小さくなります。旗にKousakuやMaestro以外のフォントを使用している場合は、この数値の変更が必要になる場合があります。例えばSonataフォントを使っている場合は、第1旗に第2旗を近づけるように〔16分以下のグループの位置合わせ〕の数値を調整する必要があります。この設定値は、旗のキャラクタの形によって変動します。
• キャラクタ：選択　ドロップダウンリストから旗の種類を選択して、〔選択〕ボタンをクリックしてそれぞれに使用するキャラクタを指定します。使用できるキャラクタは、〔フォント〕オプションでどのフォントが旗に使用されるフォントとして指定されているかにより異なります。Finaleでは16分音符以下の表記について、16分音符の旗が付いた音符の符尾を8分音符より長く表記する方法（Finale 3.2以前の表記法）と、双方を同じ長さで表記する方法（Finale 3.5以降の表記法）の2通りの表記法をサポートしています。

参照：

旗

ファイル別オプション－フォント

書類メニュー / ファイル別オプション

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