(〔次へ〕を2回クリックしたのは、規則的な調体系「0」または「1」は、それぞれ一般的な長調と短調の調体系としてすでに設定されているため、これらが選択されているとアイコンが選択できないためです)。
このダイアログボックスは〔規則的な調体系〕や〔変則的な調性〕の作成に関係しています。詳しくは特殊な調号ダイアログボックスをご参照ください。Finaleでは音階の数や変化記号の位置に基づいて、特殊な調体系を作成できます。
このダイアログボックスでは、変化記号と主音の設定に関する番号を指定できます(この主音の設定はルート度数として考えることができます)。番号との関連付けは規則的な調体系中のどのキーに対しても作成することが可能です(変則的な調性の場合、キー同士の関連性は体系付けられません)。
この設定はFinaleが楽譜の音符と音階の“ルート”(主音の設定)との関連付けが必要な場合に有効です。例えば、関連付けが正しくおこなわれていない場合、コードネームの作成や移調をおこなう場合に予想外の結果となる場合があります。
このインジケータは主音の設定の変更対象にある、変化記号、または臨時記号を特定します。標準の調体系では、変化記号が3(3つめに表示される#)の場合、主音の設定はAになります。ダイアログボックスの下のほうにある、〔戻る〕や〔次へ〕のボタンで変化記号のインジケータを変更できます。
例えば、標準的な調体系では、変化記号-1は最初のフラットとしてBの音に付けられます。この場合、主音がF、つまりCから3つ目の音になるので〔主音の指定〕を3にします。(前述のように主音はつねにC = 0として数えます。)
参照:
Finale User Manual Home
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