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スコア譜またはパート譜のどちらかの音符にアーティキュレーションを配置すると、その情報は両方の楽譜で共有されます。例えば、スコア譜にアーティキュレーションを配置すると、パート譜にも表示され、パート譜からアーティキュレーションを削除すると、スコア譜からも削除されます。

下記のプロパティは、スコア譜とパート譜の間で常に共有されます。

下記の表に記載したプロパティは、パート譜で変更があった場合、リンクが解除されます。

Note: パート譜で手動配置の解除を実行した場合(アーティキュレーションのハンドルを選択してBackspaceキーを押す)、そのアーティキュレーションのリンクを復帰させることはできません。一度これを実行すると、位置情報のリンクは解除されます。

編集内容

リンクが解除される項目

位置調整(微調整、ドラッグ、〔横〕/〔縦〕の値入力)、〔メイン記号をコピー〕オプションを使用した場合の二番目のハンドルの位置変更

位置

手動配置の解除(Backspaceキー)による位置変更

位置

表示/非表示の設定

表示/非表示

 

2006もしくはそれ以前のバージョンのFinaleで作成された楽譜ではキャラクタやパート譜の声部表示などの設定が適切である場合に、五線の反対側に移動させたときにアーティキュレーションが自動的に反転する機能がありません。リンクしたパート譜でアーティキュレーションを使用する際、次のような手順でアーティキュレーション定義の最適化をおこなってください。

  1. 〔アーティキュレーション〕ツールを選択します。
  2. 編集したいアーティキュレーションのハンドルをダブルクリックします。〔アーティキュレーション設計〕ダイアログボックスが表示されます。選択したアーティキュレーションに関する設定は、ここですべておこなえます。詳しくはアーティキュレーション設計ダイアログボックスをご参照ください。
  3. 〔位置〕から〔自動判別〕を選択します。
  4. 〔OK〕をクリックします。これで、アーティキュレーションが、状況に応じて自動的に反転するようになりました。例えば、パート譜で1つの声部だけを残して音符とレイヤーを削除したとき、アーティキュレーションの配置も自動で処理されます。

 

 

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