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編集 / 異名同音の表記

このメニューでは、異名同音の表記方法として4通りの方法(Finaleのデフォルト表記を使用、フラットを優先的に使用、シャープを優先的に使用、独自の表記対応表を使用)から選択できます。独自の異名同音の表記対応表では、長調と短調、教会旋法または半音階のそれぞれについて設定することができます。ここで設定した内容は、MIDI(MIDI機器を使った高速ステップ入力、リアルタイム入力など)、またはFinaleの採譜の再実行コマンド(MIDIファイル入力、採譜の再実行、 〔ユーティリティ〕メニューの〔和音に集約〕、〔和音の分散〕、〔異名同音の再表記〕など)の使用時に適用されます。ここでの設定は、調号のない楽譜にも適用されます(無調の楽譜を参照)。

Note: 〔異名同音の表記〕の設定はその調のスケール音以外の音(臨時記号が用いられている音)だけに適用されます。スケールに含まれる音を表示するには調号が使用されます。

譜面に入力されたその調の音階構成音(臨時記号が付いていない音)の表記には、つねに調号が優先されます。例えば、調号がト長調の時にFシャープを弾くと、その音符はGフラットではなく、つねにFシャープとして表示されます。音符に臨時記号が付く場合、Finaleは選択された異名同音の表記法を適用して、その音符の記譜の方法を確定します。例えば、ハ長調の時、CとDの間の音は〔異名同音の表記〕で選択されている表記法により、C♯またはD♭と表示されます。

〔異名同音の表記〕はプログラム・オプションの1つです。つまり、選択されたオプションはすべてのファイルに適用されます。Finaleは、異名同音の表記の設定を他のプログラム設定とともに初期設定ファイルに保存します。ステップ入力、またはMIDIを使用しない高速ステップ入力で入力された音には異名同音の表示は適用されません。これらの入力方法では、入力時に異名同音の表記を自由に選択できるからです。同じ音符でも、スコア譜とパート譜では異名同音の表記方法が異なる場合があります。

 

デフォルト表記を使用

シャープを優先

フラットを優先

表記対応表を使用

長調と短調の表記対応表編集

教会旋法または半音階の表記対応表編集

 

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