現在地: 操作マニュアル > > 道具箱ツール

道具箱ツール

小節を編集するには

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔上級者用ツール・パレット〕を選択します。〔道具箱〕ツールをクリックします。パレットが表示されない場合、〔ウィンドウ〕メニューから〔道具箱ツール・パレット〕を選択します。
  2. メイン・ウインドウの下部の〔レイヤー〕ドロップダウンリストから、編集したいレイヤーを選択します。
  3. 〔道具箱〕ツールパレットで使いたいツールをクリックします。
  4. 〔道具箱ツール〕メニューから〔ハンドルを表示〕や〔更新〕コマンドを選択すると、項目のハンドルの表示/非表示や、ハンドルがドラッグされた時に項目をどのように描くかをコントロールできます。
  5. 編集する小節をクリックします。〔ハンドルを表示〕が選択されていると、選択されたツールに関係するすべての項目のハンドルが表れます。
  6. 項目を編集します。選択されたツールによって、ハンドルをドラッグするだけでなく、ハンドルをダブルクリックしてダイアログボックスを表示させて数値を入力して編集することができます。

小節内の複数のハンドルを選択するには

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔上級者用ツール・パレット〕を選択します。〔道具箱〕ツールを選択して、編集したい小節をクリックします。
  2. ドラッグして囲む(カーソルを最初の項目のハンドルの位置に置いて、選択したい範囲内のすべてのハンドルを囲むようにドラッグします)、Shiftキーを押しながらクリック(最初のハンドルをクリックして、続いてその他のハンドルをクリックする時にShiftキーを押したままにします)、または〔編集〕メニューから〔すべてを選択〕を選択します。〔すべてを選択〕のコマンドは、音符配置、符頭微調整、符頭変更、臨時記号調整、符尾調整、特殊符尾、連桁調整、連桁伸縮、特殊連桁、タイ、付点、連桁幅調整、連桁内符尾調整ツールの各ツールで有効です。
  3. 選択されたハンドルをドラッグ、微調整、またはダブルクリックします。小節中の選択された項目のすべてに変更が適用されます。

項目を微調整するには

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔上級者用ツール・パレット〕を選択します。〔道具箱〕ツールを選択して、編集したい小節をクリックします。
  2. (任意)矢印キーで移動するピクセルの数を増減する場合は、〔編集〕メニューから〔環境設定〕を選択して、〔編集〕を選択します。〔移動可能項目〕に新しい数値を入力して〔OK〕をクリックします。
  3. (任意)〔移動可能項目〕ダイアログボックスで指定された設定よりも正確な調節をおこなう必要がある場合、〔表示〕メニューの〔表示サイズ変更〕からより大きい表示倍率を選択してください。例えば、表示サイズを200%にズーム・インすると矢印の正確さが2倍になります。
  4. ハンドルをクリックします。選択した項目の現在の調整がメッセージ・バーに表示されます。
  5. 上か下の矢印キーをクリックすると、1ピクセルずつ(または〔移動可能項目〕ダイアログボックスで指定された量だけ)項目を縦方向に移動させます。左か右の矢印(矢印キー)をクリックすると、項目を指定された量だけ横方向に動かします。

自動方向制限ドラッグを使用するには

  1. 〔ウィンドウ〕メニューから〔上級者用ツール・パレット〕を選択します。〔編集〕メニューから〔環境設定〕を選択し、〔編集〕をクリックして、
  2. ドラッグする方向を自動的に制限するかどうかを選択します。自動制限が選択されている場合、Finaleはドラッグできる方向を縦方向か横方向に制限します。Shiftキーを押しながら項目をドラッグすることによって、自動制限が選択されていても項目を自由に移動させることができます。逆に、自動制限が選択されていない場合は、通常のドラッグで、項目をどの方向にでもドラッグすることができます。この場合Shiftキーを押すと、最初にドラッグされた方向によって横方向か縦方向のみに移動方向が制限されます。つまり、Shiftキーは、ドラッグする項目の方向を制限するかしないかを切り替えるスイッチとして使用することができます。
  3. 〔OK〕をクリックします。自動制限の設定は〔道具箱〕ツールでだけではなく、他のツールで項目をドラッグする時にも適用されます。いずれのケースでもShiftキーを押すことによって設定を一時的に逆にすることができます。

画面上で付点をドラッグするには

  1. 〔付点〕ツールを選択して、編集したい小節をクリックします。小節中の付点にハンドルが表示されます。その音符に付いている付点が1つだけの場合、1つのハンドルだけが表示されます。複数の付点が付けられている音符に関しては、2つのハンドルが表示されます。
  2. 最初のハンドルをドラッグして、最初の付点を音符に近づけたり離したりすることができます。
  3. (複数の付点が付けられた音符に対して表示される)2番目のハンドルをドラッグすると、付点と付点の間隔を調整することができます。それぞれの付点が均一に配置されるように自動的に複数の付点の間隔が調節されます。

画面上でタイをドラッグするには

タイをご参照ください。

ムジカ・フィクタ(音符の上下に配置された臨時記号)を表記するには

  1. まず、臨時記号を含む音符を通常の方法で入力します。
  2. 〔ウィンドウ〕メニューから〔上級者用ツール・パレット〕を選択します。〔道具箱〕ツールを選択して、調整したい臨時記号を含む小節をクリックします。
  3. 〔臨時記号調整〕ツールをクリックします。小節内のそれぞれの臨時記号にハンドルが表示されます。
  4. ハンドルをダブルクリックします。〔臨時記号の設定〕ダイアログボックスが表示されます。
  5. 〔拡大縮小率〕のテキストボックスに、縮小率(例えば「75」など)を入力します。
  6. 〔縦方向にも移動可能にする〕のボックスにチェックを入れます。〔縦〕のテキストボックスが有効になります。
  7. この臨時記号だけに別のフォントやキャラクタを使用したい場合は、〔フォント〕や〔別キャラクタ〕の欄で指定します。例えば、括弧がついた正方形の記号を使用したい場合は、Fughettaフォント(別売)を使用します。Fughettaフォントその他の特殊なフォントについての情報は、Finaleで使用できる記譜用フォントをご参照ください。
  8. 〔OK〕をクリックします。
  9. 臨時記号のハンドルをドラッグし、適当な位置まで移動させます。

参照:

上級者用ツール・パレット

 

 

Finale User Manual Home
Finale 2014 for Windows

7615 Golden Triangle Drive, Suite M

Eden Prairie, MN 55344-3848