表示メニュー
【このメニューを表示するには】
〔表示〕メニューは、PrintMusicの起動中はつねにメニューバーに表示されています。
【機能について】
このメニューには楽譜の表示に関連するコマンドが含まれています。このメニューのコマンドを使用しても楽譜そのものに変更を加えることはなく、あくまでも画面上での表示方法を変更するだけです。
- スクロール表示・ページ表示PrintMusicでは2つの楽譜表示形式を選択することができます。〔スクロール表示〕では横方向に連続した楽譜が、〔ページ表示〕では印刷された時のようにページごとに楽譜が表示されます。ページ表示よりもスクロール表示の方の再描画速度が速いのですが、ほとんどのPrintMusicのツールはどちらのモードでも同様に作動します。これらのコマンドは一方の表示形式から他方へと切り替えるのに使われます。
- 表示サイズ変更:拡大・縮小・幅に合わせて表示・ウィンドウに収めて表示・100%・200%・75%・任意のサイズで表示・前回のサイズで表示 画面上の楽譜を拡大/縮小したりサイズを選択することができます。サイズは楽譜の実寸サイズに対するパーセンテージで指定します。この方法では実際の印刷サイズを変更することはできません。この機能は単に画面を拡大あるいは縮小させるだけです。
- サブメニューから目的のサイズを選択すると楽譜の表示サイズを変更することができます。〔任意のサイズで表示〕を選択した場合、〔表示サイズ〕ダイアログボックスが表示され、10%から1000%の間で好きな倍率を指定できます。
- 〔前回のサイズで表示〕を選択すると、直前に選択していた表示倍率で画面が表示されます。
- 〔ウィンドウに収めて表示〕は、表示中のページ全体が画面に収まるように自動的に調整して表示します。
- レイヤーの選択このサブメニューから編集対象とするレイヤーを選択することができます。
- 描き直しこのコマンドを使用することによって強制的に画面の再描画をおこなうことができます。楽譜の一部分が欠けるなど、表示に異常がある場合にはこのコマンドを使用することによってたいていの問題が解決されます。
- 音域外の音符 このサブメニューでは、楽譜上のすべての楽器の演奏者レベルを指定して、音域外音符が識別表示されるようにします。初級者は最も音域が狭く、上級者は最も音域が広くなります。この機能をオフにすることもできます。このメニュー項目はプログラム設定なので、設定を変更しない限り、すべてのファイルに適用されます。音域外の音符はオレンジ色で表示されます。初期設定では、音域チェック機能はオンにされ、〔中級者用〕に設定されています。詳しくは、音域をご参照ください。
- すべてのメッセージを表示 このオプションを選択すると、〔次回はこのメッセージを表示しない〕チェックボックスの付いたすべてのメッセージが再び表示されるようになります。
- 定規を表示(隠す)定規(この定規は印刷されません)を画面の上部と左端に表示させるためにはこのコマンドを選択してください。楽譜上の様々な項目をドラッグすると、細い点線の指標が表示され、様々なオブジェクトを正確に一列に並べたり配置したりということが容易におこなえます。〔編集〕 > 〔計測単位〕で選択されている計測単位が使われます。
- レイアウト関連のアイコンを表示(隠す)このメニュー項目を選択している場合、ロックされている組段または〔ページ・レイアウト〕ツール で〔五線を個別に移動可能にする〕をオンに設定している組段を示すアイコン(印刷はされません)が表示されます。〔小節のはめ込み〕コマンドを実行したり、上下の矢印キーで小節を移動させた場合、組段はロックされます。選択ツール、小節のはめ込みダイアログボックス、ページ・レイアウトメニューをご参照ください。
- カラー表示このコマンドを選択する度に、画面表示についてカラー表示と白黒表示が切り替わります。楽譜をカラーで印刷する場合は、〔カラー表示〕が選択されている必要があります。印刷ダイアログボックスもあわせてご覧ください。