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アーティキュレーションは、設定されている内容に従って自動的に適切な位置に配置されます。しかし、必要な場合は楽譜上へ配置した後でもドラッグにより簡単に移動させることが可能です。

しかし、必要な場合は楽譜上へ配置した後でもドラッグにより簡単に移動させることが可能です。以下の手順により、このように手動で移動されたアーティキュレーションを元の位置へ戻すことができます。

また、同じ手順で(すべての、あるいは選択された)記号を新しい位置へ再配置させることもできます。例えばブレス記号を、割り付けられている音符の右側の特定の位置へまとめて移動させることができます。

楽譜上に配置したアーティキュレーションを再配置するには

  1. 〔選択〕ツールをクリックして、適用する範囲を選択します。選択方法については楽譜の選択をご参照ください。
  2. 〔ユーティリティ〕メニューの〔変更〕から〔アーティキュレーション〕を選択します。〔割り付けたアーティキュレーションの変更〕ダイアログボックスが表示されます。
  3. 選択範囲内のすべてのアーティキュレーションを初期設定の位置に戻す場合は、〔OK〕をクリックします。
  4. 特定のアーティキュレーションだけを位置変更したい場合には、〔選択したアーティキュレーションの位置を調整〕をクリックした後に〔選択〕をクリックして、目的の記号をダブルクリックします。

    選択した範囲内のアーティキュレーションを別のものに置き換えることも可能です。その場合には〔すべての(または選択した)アーティキュレーションを次の番号のものに置き換える〕を選んだ後に〔選択〕をクリックし、置き換えたい記号を選択してください。

  5. 新しい位置の指定は、〔縦〕およびに〔横〕テキストボックスに数値を入力して指定することもできます。位置変更する場合は、ポップアップメニューから〔初期設定の位置へ加算する〕か〔現在の位置へ加算する〕のいずれかを選択することができます。入力する数値の単位は、〔Finale 2014 > 〔計測単位〕で指定します。

    移動させようとしているアーティキュレーションの位置設定が〔符頭側〕もしくは〔符尾側〕となっている場合は、〔縦〕ボックスに正の数値を入力するとアーティキュレーションは五線から離れる方向に、〔横〕ボックスに正の数値を入力すると右方向へと移動します(負の数値の場合にはその逆となります)。〔手動〕・〔音符の上〕・〔音符の下〕と設定されているものは、〔横〕ボックスへ正の数値を入れると記号は右へ、〔縦〕ボックスへ正の数値を入れた場合には上へ移動されます(負の数値の場合にはその逆となります)。これらのオプションに関する詳しい説明は割り付けたアーティキュレーションの変更ダイアログボックスもしくはアーティキュレーション設計ダイアログボックスをご参照ください。

  6. 〔OK〕をクリックします(またはReturnキーを押します)。選択範囲にあるアーティキュレーションが、設定に従って適切に配置されます。

 

 

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